Webサイトの実行基盤をPaaSとして提供する「Microsoft Azure Webサイト」。インフラやミドルウェアの煩わしい設定をクラウド側に任せることで、ユーザーは開発に専念することができる。
「Microsoft Azure Webサイト」は、Web上にサイトを公開するためのPaaS(Platform as a Service)サービスである。このサービスを利用することで、ユーザーはWebサーバを構築/管理することなくWebサイトを公開できる。システム開発の高速化とコスト削減につながる。
Microsoft Azure Webサイトとは、Webサイト/Webアプリケーション(以降、総称してWebサイトと呼ぶ)の実行基盤を提供するサービスである。
ユーザーは本サービスで稼働しているWebサーバ(IIS:Internet Information Services)に、Webサイトを配置・公開することができる。WebサーバはMicrosoftによって管理され、稼働率99.9%が保証されているため、ユーザーはIISなどのWebサーバソフトウェアのインストール、設定、管理、監視、さらにOSへのパッチ適用など、煩雑な業務から開放される。多くの場合、ユーザー自身が管理するより、高稼働率と高いセキュリティを得られるだろう。ユーザーはインフラのことを考える必要がなくなり、開発に専念できるため、サイトの品質向上が期待できる。
本サービスの最大の特徴として、無料で利用可能なモードが提供されている点が挙げられる。Webサイトには「無料」「共有」「基本」「標準」の4つのサイトモードが用意されている。無料モードでは利用制限があるが、無料でWebサイトを公開することができる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
なぜクラウド全盛の今「メインフレーム」が再び脚光を浴びるのか
メインフレームを支える人材の高齢化が進み、企業の基幹IT運用に大きなリスクが迫っている。一方で、メインフレームは再評価の時を迎えている。

「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。

「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。

「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...