2014年06月18日 08時00分 UPDATE
特集/連載

近畿大学附属高等学校が進めるIT活用の今【前編】生徒が先生、教員は見守り役――「iPad×反転授業」で見えた“ちょっと先の授業”

生徒が声を出すのは、教員に当てられたときだけ――。「iPad」や「反転授業」を生かし、そんな数学授業の在り方に一石を投じるのが、近畿大学附属高等学校だ。そのユニークな取り組みを見ていこう。

[神谷加代]

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BYOD(Bring Your Own Device) | iPad | Apple | 教育 | 教育IT


 2013年度の新入生1048人全員を皮切りに、米Appleのタブレット「iPad」の1人1台環境をスタートしたのが、近畿大学附属高等学校(大阪府東大阪市)だ。導入したiPadは学校支給ではなく、生徒の個人購入で導入する「BYOD」(私物端末の利用)を採用。併せて、学習ポータルサイト構築ツール「CYBER CAMPUS」をエヌ・ティ・エス(横浜市港北区)と共同開発するなど、学習活動や学校生活などでの幅広いIT活用を目指して実践を続けている。そのIT活用は、「第10回 日本e-Learning大賞」で文部科学大臣賞を受賞するなど、外部からの評価も高い。

 同校が取り組むIT活用の中で特に注目すべきなのが、数学や英語、物理などで実践中の「反転授業」である。反転授業は、従来の家庭学習と教室での授業の役割を一部反転させた授業形態だ。iPad導入をきっかけに、数学授業の在り方に一石を投じる同校数学科の芝池宗克教諭。同教諭が受け持つ高校2年数学の授業の様子をリポートする。

反転授業で実現する「生徒同士が教え合う授業」

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