導入事例:「アウトソーシング」活用法をユーザーに聞く

ユーザー企業のIT担当者を対象に、IT製品/サービスの導入・購買に役立つ情報を提供する無料の会員制メディア「TechTargetジャパン」。このコンテンツでは、アウトソーシングに関する事例の記事を紹介します。製品/サービス選定の参考にご覧ください(リンク先のページはPR記事を含みます)。

アウトソーシングの基礎知識 第三者に任せることのメリットは?

 アウトソーシングは、企業が自社の業務やサービスの提供を、他の企業に委託することを指す。(続きはページの末尾にあります)

アウトソーシング関連の事例

CIOが頭を悩ますIT人材不足、解決の鍵は「人事部門」

IT人材が不足している中、最高情報責任者(CIO)は人事部門と強固な関係を築く必要がある。「どのように関係を築けばいいのか」「なぜ協力が必要なのか」を紹介する。

(2017/1/10)

医療IT業界で拡大する男女間の賃金格差、肩書や条件が同じでなぜ?

米国では、女性の医療IT担当者の賃金が同職の男性より少ない。過去10年で、この賃金格差は拡大している。HIMSS(病院情報管理システム学会)が行った男女間給与格差に関する長期研究の結果を紹介する。

(2016/8/22)

悪名高いIT業界の男女格差、“ガラスの天井”がなくならない理由は?

Intelの最高情報責任者(CIO)に、再び女性が任命された。だが、IT業界の性別格差が解消されたのかといえば、それは違う。

(2016/8/18)

カスタマーエクスペリエンス向上のためにCIOが取るべき5つの行動

IT職のアップグレード、指標の修正、構造改革、社内から社外への文化的シフトなどの行動が求められる。

(2015/11/12)

女性がIT業界で成功する秘訣は「ありのままで」

IT技術者のキャリアにおいて男性と女性を隔てるものとは何か。米HPの女性幹部社員に聞いた。

(2014/7/30)

「IT業界で働きたい」若い女性はわずか9% 魅力を伝える取り組みが始まる

IT業界に男女格差があることは何年も前から明らかだが、若い女性にIT業界で働くことを考えてもらうための新たなプログラムやキャンペーンが相次ぎ始動している。

(2014/6/10)

“セキュ女”育成計画始動――女子大生をもっとセキュリティ業界に

情報セキュリティ職に就く学生を増やしたい――。こうした思いの下、米女子大学が人材育成に本腰を入れ始めた。女性比率11%という“男性社会”をどう変えるか。同大学の挑戦を追う。

(2014/5/7)

英製薬大手がIBMを捨てて仕掛ける新アウトソーシングモデル

英大手製薬会社のAstraZenecaは急速な変化の中で、融通の利かない大規模なサービス契約に限界を感じ、新たなモデルを採用した。

(2013/5/24)

女性か男性かでCIOの給与が変わる? IT給与調査が示す性別の影響

米国における調査結果は、企業のCIOでも性別によって給与に差があることを示す。この不平等をなくすには男女が持つ固定観念を乗り越える必要がある。

(2013/3/14)

会計監査は不要ですか? 再考されるその役割

オリンパス、大王製紙の事件を受けて日本企業のコーポレートガバナンスを再考する議論が本格化している。社外取締役、内部通報制度、会計監査はガバナンスの向上に有効か。識者による議論を紹介する。

(2012/7/20)

履歴書に磨きをかける9つのポイント

管理職スカウト専門のヘッドハンターが教える効果的な履歴書の書き方。無味乾燥な経歴の羅列では、読まずに捨てられてしまう!?

(2006/9/1)

アウトソーシングを検討すべき5つのセキュリティ業務

セキュリティの専門家を雇うにはコストが掛かるが、かといってアウトソーシングも難しい。どのようなセキュリティ業務のアウトソーシングを検討すべきだろうか。

(2006/6/13)

ベンダーとパートナーを組むのは難しいが、苦労は報われる

CIOは、サプライヤーとの重要な関係を強化して貴重なパートナーシップへと発展させる戦略を取るべきだ。

(2006/2/7)

アウトソーシングできる業務は?

 「アウトソーシング事業者」と呼ばれる企業は、委託元企業が所有する施設や社外施設に、自社のIT人材を手配したり、ユーザー企業のシステムを構築したりする。委託元企業は、さまざまな仕事やサービスをアウトソーシングできる。

 IT分野では、プログラミングやアプリケーション開発に加え、技術サポートなどのサービスもアウトソーシングが可能だ。カスタマーサービスやコールセンター、帳簿管理や給与処理などの経理業務もアウトソーシングの対象になる。業務のアウトソーシングは外注委託と呼ばれることもある。独立系請負業者やフリーランサーの雇用も、アウトソーシングに該当する。

アウトソーシングの仕組み

 ユーザー企業が業務のアウトソーシングを成功させるには、段取りだけではなく、業務提携にも力を入れることが重要だ。サービスの内容を保証するサービスレベル契約(SLA)に過度にこだわるよりも、アウトソーシング事業者との信頼関係を維持することに力を入れた方がよい。アウトソーシングはサービスを契約したら終わりではなく、継続した関係をアウトソーシング事業者と築く必要があることを忘れてはならない。

 契約解除に関する条項にも注意が必要だ。委託元企業とアウトソーシング事業者の双方にとって契約解除が避けられない状況を把握することで、契約期間の満了まで関係者が義務を果たして関係を継続できるようにする。

アウトソーシングを選ぶ理由

 第三者の専門知識や専門技術を活用し、コスト削減や業務効率の向上を実現することが、アウトソーシングの主な目的だ。業務によっては、自社で人材を雇用するよりも適切かつ高速、安価に遂行できることがある。結果として企業は、社内リソースを中核となる事業に集中的に投入し、市場での競争力を高めやすくなる。

 法規制の要件や義務を果たすための手段として、アウトソーシング事業者に業務を委託することがある。イノベーションや業務改革を目的に、プロジェクトの立案やシステム構築をアウトソーシングする企業もゼロではない。