日本ベリサインは、Webサイトにより高い信頼性を付与するEV SSLサーバ証明書の提供を開始した。国内での企業、組織向けの認証、サービスの提供は日本初となる。
日本ベリサインは3月28日、Extended Validation(EV)SSLサーバ証明書「セキュア・サーバID EV」「グローバル・サーバID EV」の日本国内の企業・組織向けの発行を同日より開始したと発表した。EV SSL証明書は、米ベリサインをはじめとする認証局ベンダーが、ブラウザベンダーなどと連携して設立した「CA/Browserフォーラム」によって策定された証明書の認証統一基準。Webサイトを運営する組織の実在性を確認するために遵守すべき厳格な基準が規定されている。
ユーザー側では、例えば、Internet Explorer 7でEV SSL証明書が発行されたWebサイトに接続した場合、ブラウザのアドレスバーが緑色で表示される。これは、そのWebサイトがEV SSL証明書の認証ガイドラインの要求を満たし、運営する組織の実在性が従来のSSLサーバ証明書より高い精度で確認された、信頼できるサイトであることを意味する。また、フィッシングサイトの可能性がある場合は黄色に、フィッシングサイトでは赤色にそれぞれ表示が変わる。EV SSLサーバ証明書の発行価格は「セキュア・サーバID EV」が17万100円、「グローバル・サーバID EV」が22万9950円(ともに1年間有効)となる。また、サーバID再販パートナーによる、EV SSL証明書の代行申請および申請用クーポン提供も併せて開始される。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
クラウドやIoTなど、デジタルテクノロジーの急速な進化に伴い、企業の機密データに対するリスクも飛躍的に高まることになった。サイバーセキュリティを取り巻く環境が複雑化する中、有効な対応策として注目されているのがXDRだ。
最新のサイバー攻撃に即座に対応するためには、SOCを従来の在り方から変革することが重要になる。しかし、何をすればよいのか分からないという組織も多い。そこで本資料では、現在のSOCが抱えている5つの課題とその解決策を紹介する。
サイバー攻撃が巧妙化し、セキュリティチームとSOCは常に厳戒態勢を取り続けている。さらにデジタルフットプリントの拡大に伴い、セキュリティデータが絶え間なく往来する事態が生じている。このような状況に対応するには、SOARが有効だ。
リモートワークの増加に伴い、組織は、SD-WANやZTNAなどを導入したが、現在はこれらのレガシー技術が、コストやセキュリティの面で新たな課題をもたらしている。これらの課題を解決するための手法として注目したいのが、SASEだ。
「支社や拠点の増加」「従業員とデバイスの分散」「IoTデバイスの爆発的な普及」などの要因により、サイバー犯罪者にとってのアタックサーフェスが著しく拡大した。こうした中で、企業が自社の環境を効果的に保護する方法を解説する。
脱PPAPの壁はこう超える――PPAP文化を終わらせる現実解 (2025/5/19)
EDR、XDR、MDR それぞれの違いと導入企業が得られるものとは (2025/5/15)
ユーザー任せの「PCセキュリティ」はもう限界 “誰が使っても安全”な方法とは (2025/4/21)
数分でデータを人質に 進化するランサムウェアに有効な「第2世代EDR」とは (2025/3/4)
クラウドサービスの脆弱性をどう解消する? 安全な開発環境を構築するヒント (2025/3/4)
いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは
遠隔のクライアント端末から、サーバにあるデスクトップ環境を利用できる仕組みである仮想デスクトップ(仮想PC画面)は便利だが、仕組みが複雑だ。仮想デスクトップの仕組みを基礎から確認しよう。
「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。
「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。
「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...