環境に応じた細かいログ収集ニーズにも対応
アシストとコベルコシステムは7月3日、ログの長期保存/分析ツール「SenSage Enterprise Security Analytics(以下、SenSage)」用のログ収集オプション「Data Receiver Option(DRO) for SenSage」を共同開発し、同日より販売開始すると発表した。SenSageは、ログデータを正確に記録し、個人情報保護法や日本版SOX法への対応に関連するセキュリティ分析やコンプライアンス監査の運用負荷を軽減するツール。日々出力される膨大なログデータの高圧縮と高速検索、長期保存を実現している。
SenSageにはエージェントを使用しない定型の自動ログ収集機能「SenSage Collector」が標準装備されているが、アシストではログ集中管理に関するさまざまな顧客の要望に対応してきた経緯から、SenSageの機能を補強する必要があると判断。ファイル伝送パッケージの開発/販売ノウハウを持つコベルコシステムと協力し、エージェントを使用するログ収集オプションであるDRO for SenSageを共同開発した。
DRO for SenSageは、「リストアップしたデータソースサーバからログを収集したい」「ログの切り出し条件を任意で設定したい」、あるいは「切り出し後の処理やアップロード処理をバッチ形式で行いたい」といった、エージェントレスの自動ログ収集方法では対応できない顧客ニーズに対応する。また、ログローディング後のログの自動削除やエラー発生時の制御など、環境に応じた細かいニーズにも対応するという。DRO for SenSageの提供により、SenSageのユーザーは使用形態や状況に応じて、サーバごとにエージェントレス(SenSage Collector)とエージェント使用(DRO for SenSage)の2種類のログ収集方法を使い分けることが可能になるとしている。
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