アシストとコベルコシステム、ログ保存分析ツール用の収集オプションを発売NEWS

環境に応じた細かいログ収集ニーズにも対応

2007年07月03日 21時47分 公開
[TechTarget]

 アシストとコベルコシステムは7月3日、ログの長期保存/分析ツール「SenSage Enterprise Security Analytics(以下、SenSage)」用のログ収集オプション「Data Receiver Option(DRO) for SenSage」を共同開発し、同日より販売開始すると発表した。SenSageは、ログデータを正確に記録し、個人情報保護法や日本版SOX法への対応に関連するセキュリティ分析やコンプライアンス監査の運用負荷を軽減するツール。日々出力される膨大なログデータの高圧縮と高速検索、長期保存を実現している。

 SenSageにはエージェントを使用しない定型の自動ログ収集機能「SenSage Collector」が標準装備されているが、アシストではログ集中管理に関するさまざまな顧客の要望に対応してきた経緯から、SenSageの機能を補強する必要があると判断。ファイル伝送パッケージの開発/販売ノウハウを持つコベルコシステムと協力し、エージェントを使用するログ収集オプションであるDRO for SenSageを共同開発した。

 DRO for SenSageは、「リストアップしたデータソースサーバからログを収集したい」「ログの切り出し条件を任意で設定したい」、あるいは「切り出し後の処理やアップロード処理をバッチ形式で行いたい」といった、エージェントレスの自動ログ収集方法では対応できない顧客ニーズに対応する。また、ログローディング後のログの自動削除やエラー発生時の制御など、環境に応じた細かいニーズにも対応するという。DRO for SenSageの提供により、SenSageのユーザーは使用形態や状況に応じて、サーバごとにエージェントレス(SenSage Collector)とエージェント使用(DRO for SenSage)の2種類のログ収集方法を使い分けることが可能になるとしている。

TechTargetジャパンへのご登録はお済みですか?

「TechTargetジャパン」メンバーシップのご案内

会員登録を行うことで、300点以上の技術資料がそろったホワイトペーパーや興味・関心分野ごとに情報を配信するメールマガジン、ITmediaや@ITの特集記事がPDFでまとまって読める電子ブックレットなど、各種サービスを無料で利用できます。会員登録(無料)はこちらから


ITmedia マーケティング新着記事

news193.jpg

IASがブランドセーフティーの計測を拡張 誤報に関するレポートを追加
IASは、ブランドセーフティーと適合性の計測ソリューションを拡張し、誤報とともに広告が...

news047.png

【Googleが公式見解を発表】中古ドメインを絶対に使ってはいけない理由とは?
Googleが中古ドメインの不正利用を禁止を公式に発表しました。その理由や今後の対応につ...

news115.jpg

「TikTok禁止法案」に米大統領が署名 気になるこれからにまつわる5つの疑問
米連邦上院が、安全保障上の理由からTikTokの米国事業の売却を要求する法案を可決し、バ...