USBキー1本で自宅PCをシンクライアント化する「在宅勤務向けシンクライアントソリューション」の提供を開始。VPNを介した画面転送方式のため、社内データの外部流出を防ぐことができる。
日立ソフトウェアエンジニアリング(以下、日立ソフト)は7月24日、自宅PCをシンクライアント化し、社内システムへアクセスできる「在宅勤務向けシンクライアントソリューション」の提供を開始した。本サービスでは社内のネットワーク接続環境を変更することなく、申し込みから3日後にシンクライアント環境を自宅PC上に構築し、社内システムの利用が可能になるという。価格は1ユーザー当たり月額1890円(税込み)。
本サービスでは、同社の仮想マシン、OS、各種ミドルウェア、各種ツールからなるIT基盤と付帯する運用をオンデマンドで提供する「SecureOnline統制IT基盤提供サービス」を利用する。ユーザーはUSBメモリからブートした自宅のシンクライアントからSecureOnline内のUSBゲートウェイを中継し、レイヤー2ベースのインターネットVPNを介して社内のPCにアクセス、画面情報のみをやりとりする仕組みだ。USBキー内の設定情報やアクセス権限は認証サーバで一元管理され、またローカルデータがネット上に流れない画面転送方式を採用するため、機密データの外部流出を防ぐことができる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。
2025年のマーケターが「生成AIでテレビCMを作る」よりも優先すべきことは?
AIが生成した広告に対する反発が続いた1年を経て、マーケターはパフォーマンス重視で非難...
CMOはなぜ短命? なぜ軽視される? いま向き合うべき3つの厳しい現実
プロダクト分析ツールを提供するAmplitudeのCMOが、2025年のマーケティングリーダーに課...
トラフィック1300%増、生成AIがEコマースを変える
アドビは、2024年のホリデーシーズンのオンラインショッピングデータを公開した。