他の分野よりもIT化が10年遅れているともいわれる「医療分野」。本連載では医療関係者へのインタビューを通して、医療業界のIT化の現状やその課題を探っていく。
「地域医療連携」編(1)
ITを活用した「地域医療連携」が各地域で進んでいる。その最終的なゴールとは全国民を対象にした医療情報共通基盤「日本版EHR」の実現だ。そのために必要なこととは? 地域医療連携のキーパーソンに話を聞いた。
「レセプトオンライン請求義務化」 第1回
医療業界にとって、2011年4月までにすべての医療機関に適用される「レセプトのオンライン請求義務化」は重要なテーマだ。しかし、そこには幾つかの課題がある。その現状を東京都医師会の大橋理事に聞いた。
「レセプトオンライン請求義務化」 第2回
医療現場からの反発が根強い「レセプトオンライン請求の義務化」。特にその費用を医療機関に負わせている点が批判を浴びている。実際にはどれくらい掛かるのだろうか? 対応を進めている診療所の医師に話を聞いた。
「レセプトオンライン請求義務化」 第3回
現行制度の方針転換を進める鳩山新内閣。レセプトオンライン請求義務化の見直しもその1つだ。義務化見直しで医療のIT化への動きは変化するのだろうか? 今回はIT化を推進する病院に話を聞いた。
“医療のIT化”最新動向 第4回
日本政府が2009年12月に発表した「新成長戦略(基本方針)」。その重点分野に「医療・介護・健康関連産業」が掲げられた。政府とともに、その産業育成と雇用創出を促進する役を担うキープレーヤーとは?
“医療のIT化”最新動向 第5回
全医療機関を対象にした義務化は撤廃されたが、レセプト請求をオンラインで実施する医療機関は着実に増えている。今回は、その進ちょく状況などの調査結果を基に、今後の動向を考察する。