Windows 7の守りを固め、マルウェアなどの攻撃を防ぐのに役立つ5つの対策を紹介する。
Windows 7はMicrosoftのそれ以前のクライアントOSに比べて大幅にセキュリティが強化されたが、それでもまだマルウェアなどの攻撃にさらされることはある。幸い、Windows 7搭載PCの守りを固め、そうした攻撃をある程度防ぐのに役立つ手だては幾つかある。本稿ではWindows 7搭載PCのセキュリティを強化する、5つの対策を紹介する。
第一段階は、Windows 7搭載PCのローカルセキュリティポリシーを設定することだ。たとえPCがドメインのメンバーであっても、Active Directoryにおけるグループポリシー設定は、ユーザーがそのドメインにログインするまで適用されない。ローカルセキュリティポリシー設定は、ローカルでそのマシンにログオンするユーザーに対する基本的な防御措置となる。ユーザーがドメインにログインすると、ローカルセキュリティポリシー設定がActive Directoryレベルのポリシー設定と組み合わさって、効果的なポリシーが形成される。さらにローカルセキュリティポリシーは、何らかの手違いでグループポリシーオブジェクトから外れてしまった場合の防御措置にもなり得る。
ローカルセキュリティポリシーの設定は、Active Directoryベースのグループポリシー設定とほとんど同じ内容になる。ローカルセキュリティポリシーにアクセスするには、「コントロールパネル」を開いて「システムとセキュリティ」「管理ツール」「ローカルセキュリティポリシー」をクリックする。ローカルセキュリティポリシーのインタフェースは図Aの通り。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
クラウド利用の加速に伴い、従来のセキュリティでは対処できないリスクが生じている。まずはクラウドの設定ミスをなくすことが重要だ。本資料では、悪用されやすい7つの設定ミスを取り上げ、そのリスクを最小限に抑える方法を解説する。
高度化と巧妙化を続けるサイバー攻撃。2024年版の脅威ハンティングレポートによると、前年比で55%増加しているのが“対話型侵入”だという。急増する対話型侵入に対して、組織はどのような対策を進めればよいのか、本資料で解説する。
サイバー攻撃が高度化し、アンチウイルスでは被害を防ぎきれなくなっている昨今、代替のセキュリティ製品をどう選ぶべきか悩む企業は多い。そこで選定時に重視したい3つのポイントや、防御技術ごとの長所/短所を解説する。
データベースセキュリティにおいて重要な内部不正対策。内部不正は発見が難しい上に影響範囲が大きいが、適切な対策が取れていない企業も多い。「取りあえずログだけは取得している」という状況を脱し、効果的な対策を行うには?
医薬品や医療機器の卸売事業者であるフォレストホールディングスでは、リソース不足などにより、セキュリティ強化の取り組みが課題となっていた。そこで同社では、医療業界で高い導入実績を持つMDRサービスの導入を決定した。
いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは
遠隔のクライアント端末から、サーバにあるデスクトップ環境を利用できる仕組みである仮想デスクトップ(仮想PC画面)は便利だが、仕組みが複雑だ。仮想デスクトップの仕組みを基礎から確認しよう。
「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。
「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。
「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...