連結決算ソリューションとして多くの実績を持つ「DivaSystem」。制度連結への対応機能だけではなく、高度な業務分析を行える管理連結機能がユーザー企業から支持されている。その理由と今後の方向は?
財務・会計分野のITソリューションで現在注目を集めているものに「連結決算ソリューション」がある。国内での起源は、1990年代後半から企業会計の世界で取り組みが始まった「会計ビッグバン」にまでさかのぼる。日本の会計制度をグローバルスタンダードに近づけることが会計ビッグバンの目標だった。その過程において、上場グループ企業の連結財務諸表の開示が、2000年3月期に義務付けられたのだ。
それまでの日本の会計基準では、個別企業の財務諸表が重要視され、企業グループ全体の連結財務諸表はあくまでも付属資料的な位置付けだった。それが、2000年を境に両者の関係が一気に逆転することになったのだ。当然、グループ親会社における連結会計業務の重要性は一気に増し、その作業量も増えることになった。そこで、これを支援するためのITソリューションとして、連結決算パッケージソフトウェアが登場することになったのだ。
この分野では、欧米における連結重視の会計基準に対応してきた外資系のソフトウェア製品が先行していると思われがちだが、実は国産製品も広く普及している。その代表格といえるのが、ディーバが提供する「DivaSystem」だ。
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