地域の医療機関同士で診療情報の交換や共有を行う「地域連携医療の実現」に向けた取り組みが行われている。本連載では、地域医療連携システムの構築を支援するITベンダー各社の取り組みを紹介する。
日本マイクロソフト
日本マイクロソフトは汎用ソフトウェア製品群によって、個別最適化された既存システムでは難しい情報連携の仕組みを提案することで地域医療連携を支援する。
NEC
多くの医療関連システムを提供しているNEC。同社が見据えるのは地域医療連携の先にある、より広範囲な情報連携ネットワークだ。
富士通
各種の医療関連システムを「HOPE」シリーズで提供する富士通は、新たにクラウド型地域医療連携サービス「HumanBridge」によって、医療に加え福祉や介護などとの連携を目指す。
日本IBM
日本IBMは1995年に統合医療システム「IBM CIS(Clinical Information System)」の提供を開始。データ分析に対する独自のこだわりで、医療の質の底上げに取り組んでいる。
NTTデータ
公共インフラのシステム構築を多く手掛けてきたNTTデータ。同社はパッケージが主体となりがちなシステム提案において、「小さく生んで大きく育てる」というアプローチで地域医療連携に取り組んでいる。
デル
ヘルスケア/ライフサイエンス市場における世界有数のサービスプロバイダーであるデル。そのノウハウを日本国内にも展開し、既存の医療システムの高度化と合わせて地域医療連携を支援する。
日本HP
医療機関に対する最上流からの一貫したシステム提供を手掛ける日本HP。同社は医療機関に加えて、異業種における地域医療ネットワークの利用拡大に取り組んでいる。
NTT東日本
NTT東日本が提供する地域医療連携システムは、長野県松本市における1年間のトライアルを踏まえ、院内外の情報連携を支援する機能を搭載している。
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