2014年07月25日 12時00分 公開
特集/連載

Windows Server 2003の移行、“はじめの一歩”はどこから?中堅・中小企業が直面する「Windows Server 2003」の2015年問題(2)

2015年7月に全ての製品サポートが終了する「Windows Server 2003」。人も予算も限られた中で移行を進めるにはどうすればいいのだろうか。まずは対象システムを仕分け、移行の可否や難度、移行に要する時間を把握することが重要だ。

[山市 良]

 2015年7月に全ての製品サポートが終了する「Windows Server 2003」。限られた人員や予算の中、カウントダウンが始まったこのサポート終了問題に最小限のコストで対処するには、どうしたらいいのだろうか。まずは、対象のシステムを仕分けし、移行の可否や難度、移行に要する時間を把握することが重要である。

 Windows Serverベースのインフラ環境は、汎用的に利用できる移行手順や移行ツールが充実しており、移行が容易な部分からすぐに作業を開始すべきだ。手順が簡単だとしても、データや設定の移行に時間がかかる可能性があるからである。

 全面的なシステム移行となると、社内のITサービスを完全停止するために連休を利用するケースが多い。だが、そのために充当できる連休は残り少ない。システムインテグレーター(SIer)に委託するにしても、限られた連休に作業が集中し、既に人員不足の状況になっているのではないだろうか。

 システム規模が小さい中小企業では、現在の環境を無理して移行するよりも、全く新しく作り直した方が、時間とコストを大幅に節約できる場合がある。既存システムの運用と並行して、新規システムを構築し、準備ができた時点で切り替えるのである。

 ただ、基幹業務アプリケーションやパッケージ製品のように、旧OS環境やハードウェア環境に大きく依存したシステムはどうしても残ってしまう。この点については、次回に触れる。

Windows Server 2012 R2ベースの最新サーバに移行

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