主要ベンダーの「クラウドAIサービス」は、その機能を容易に利用可能にするためにAPIを提供している。APIを使ってアプリケーションにAI機能を組み込む方法に加え、その際直面する課題と対処方法を見てみよう。
人工知能(AI)技術は、今後のアプリケーション開発に重要な役割を果たすといえる。だがAI機能をアプリケーションに組み込む方法を理解するのに苦戦している開発者もいるだろう。
Amazon Web Services(AWS)やMicrosoft、Googleなど主要ベンダーのクラウドAIサービスは、API(アプリケーションプログラミングインタフェース)を提供している。こうしたAPIを利用すれば、開発者は既存のワークフローにAI機能を追加できる。ただし実際に作業を始める前に、こうしたAI機能をアプリケーションに組み込む方法を理解し、APIの利用に伴う潜在的な制限事項やデメリットを考えておく必要がある。
AI機能を組み込むプロセスは、対象のアプリケーションを記述するプログラミング言語や利用するクラウドAIサービス、データの保存場所によって異なる。
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