2011年03月10日 09時00分 UPDATE
特集/連載

重要インフラ狙いの攻撃も増加大規模化が進むDDoS攻撃、一度に100Gbpsの攻撃も

2010年のインフラセキュリティ報告書によると、分散型サービス妨害(DDoS)攻撃はここ数年で桁違いの規模に拡大している。

[Ryan Cloutier,TechTarget]

 米Arbor Networksは世界のインフラセキュリティに関するリポートをまとめ、2010年の1年間で分散型サービス妨害(DDoS)攻撃が規模、頻度ともに増大したと報告した。

 Arbor Networksの調査によると、2010年で最も規模が大きかったのは、一度に100Gbpsで帯域が攻撃されたケースだった。報告書によれば、帯域攻撃が100Gbpsを突破したのはこれが初めてであり、2009年最大の攻撃と比べると102%増となった。同社のグローバルセールスエンジニアリング・オペレーション担当副社長 カルロス・モラレス氏によれば、同社が調査を開始した2005年と比べると1000%の増加になるという。

 サイバー犯罪集団が大量のトラフィックを生成できるようになったのは、テクノロジーの普及によるものだとモラレス氏は解説する。3G、4Gに対応したスマートフォンと有線ブロードバンドネットワークとの間で、ボットネットが利用できる機器は何十億台にも上り、ほとんどのネットワーク事業者の帯域幅をはるかに上回るという。

 また、「Anonymous(匿名)」集団のメンバーがWikiLeaks攻撃に使ったのと同様のアプリケーションレイヤーDDoS攻撃も増加傾向にある。この種の攻撃はさらに検出が困難で、高度なツールを使ってトラフィックを生成し、ファームウェアに何らかの形で処理させている。

この記事を読んだ人にお薦めのホワイトペーパー

この記事を読んだ人にお薦めの関連記事

Loading

注目テーマ

ITmedia マーケティング新着記事

news157.jpg

「オウンドメディアは動画」 企業の4割が重視、でもユーザーは?
魅力的な企業Webサイトのポイントから最近人気の「ちょい飲み」、シニア世代の意識の変化...

news109.jpg

データアーティストが「DLPO Ai」と「DLPO DMP」をリリース
データアーティストはディープラーニングとワードエンベディングの技術を用いた「DLPO DM...

news147.jpg

マイクロアド関連会社、上海発の訪日クルーズ船内で日本の商品を販促
マイクロアド・インバウンド・マーケティングは中国の訪日クルーズ船と提携し、上海から...