徹底比較:ハイパーコンバージド vs. コンバージドシステム、企業ITの次の覇者は?複雑なシステムはもうあり得ない

ITシステムの統合が進めば、データセンターのIT管理者の作業量は減る。だが、あなたの勤務先にとって、ハイパーコンバージドインフラとコンバージドインフラは正しい選択肢なのだろうか。

2015年11月13日 12時00分 公開
[Stephen J. BigelowTechTarget]

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 ハイパーコンバージドとコンバージドの比較 ハイパーコンバージドとコンバージドの比較《クリックで拡大》

 その場しのぎのデータセンターシステムをまとめ、複雑なハードウェア、ソフトウェア、データの統合に悪戦苦闘する日々は急速に終わりが近づいている。ITインフラのコンバージェンス(収れん)は、ハイパーコンバージドインフラやコンバージドインフラという形で進んでいる。データセンターシステムにとってそのメリットは明白だ。

 統合されたコンピューティング、ストレージ、ネットワーク装置を単一の設備として導入すると、企業はより大きな価値と高い効率性を認識する。ITインフラの収れんは、さまざまなメーカーのデータセンターITシステムサービスをまとめて、事前に統合するという範囲を大きく超えている(下図参照)。専門分野に特化した企業に加え、ストレージやサーバ、仮想化など従来のIT分野のベンダーも、ハイパーコンバージドインフラ/コンバージドインフラの考え方を受け入れている。ベンダー各社は企業のあらゆるコンピューティング関連ニーズの単独の供給元になるべく競っている。

ハイパーコンバージドインフラとコンバージドインフラを採用するタイミング

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