「CTI/ヘルプデスク」の主要製品は? 一押しポイントを整理

ユーザー企業のIT担当者を対象に、IT製品/サービスの導入・購買に役立つ情報を提供する無料の会員制メディア「TechTargetジャパン」。このコンテンツでは、製品解説に関する製品解説の記事を紹介します。製品/サービス選定の参考にご覧ください(リンク先のページはPR記事を含みます)。

社内サポートを超えたサービス管理デスク

 会社が立ち上げるデジタルサービスはますます増え、そうしたサービスが従来型のITにのし掛かっている。ITサポートは顧客の要求を満たすため、これまで以上に迅速な行動が求められている。(続きはページの末尾にあります)

CTI/ヘルプデスク関連の製品解説

ITmedia × NTTコミュニケーションズ

P R「AI」×「在宅」 企業を強くするコンタクトセンターの在り方

顧客とのつながりが重視される中、コンタクトセンターへの期待はますます高まっている。一方で人手不足をはじめコンタクトセンター運営の課題は山積している。加えてコロナ禍。ピンチをチャンスに変えて強いコンタクトセンターを作るには。

(2021/1/12)

P Rコスト削減だけじゃない、クラウド型コンタクトセンター運営の最新事情

コンタクトセンターにもクラウド化の波が押し寄せている。コスト削減以外に自前施設を持たずに運用することのメリットとは何か?

(2018/3/1)

P Rコンタクトセンターの顧客満足度向上、業務効率向上を実現するアイデア

回線もオペレーターも有限。回線が混み合って対応が追い付かない状況でも、ただ待たせるだけではなく、次の顧客接点につなぐアイデアがある。しかも大きな投資は不要だ。

(2018/2/28)

P R海遊館プロデュースの「NIFREL」が実現した窓口対応の高品質化、効率化の“秘策”

2015年11月に開館した、体感型ミュージアム「NIFREL」(ニフレル)。注目度が高いだけに、施設に関する問い合わせは多くなる。限られた人員で質の高い顧客対応を実現するために講じた対策とは。

(2016/3/2)

P RNetflixの創業メンバーが語る、「カスタマーサービスの理想像」とは?

デジタルシフトが進み重要性が高まる、オンラインのCX(カスタマーエクスペリエンス)。Netflix創業メンバーのミッチ・ロー氏や、マネーフォワードでCS本部を束ねる竹下晴基氏が登壇したオンラインセミナーから、最新のトレンドを探る。

(2022/6/9)

Zoomが次は「コンタクトセンター」市場を席巻か Five9買収の深い意味

ZoomがFive9買収計画を発表したことで、コンタクトセンターシステム市場に「魅力的な巨大企業が誕生する」とアナリストは期待を寄せる。コンタクトセンターを持つ企業が求めるニーズに、この2社はどう応えるのか。

(2021/8/23)

P R顧客満足を生み出すコンタクトセンターはなぜ働く人にも優しいのか?

顧客接点の多様化により、コンタクトセンターの重要度が高まっている。コンタクトセンターを取り巻く現状の問題と打開策を探る。

(2018/2/28)

P Rボタンクリックで簡単回答を実現、クラウド時代のヘルプデスク効率化の“秘策”

社内/社外問わず、連日届く問い合わせ。多くの企業が膨大な手間と時間をかけて対応している。この対応業務を効率化するにはどうすればいいのだろうか。

(2016/4/28)

P Rモバイルアプリによるコンタクトセンター革新、顧客ロイヤルティー向上の決め手とは

サポート窓口などの電話対応について顧客の不満は多い。しかし、コストなどを考えると改善に向けて打つ手は限られる。こうした中、モバイルとクラウドを組み合わせた新しい方法が登場し、注目を集めている。

(2016/2/26)

P Rサービスデスク管理を安く素早く始める――実例から学ぶクラウド利用のメリット

サービスデスク業務においてユーザーからの問い合わせ管理に苦労している企業であれば導入を検討したいサービスデスク管理ツール。どうせならクラウドサービスで運用してみてはどうだろうか。

(2015/11/18)

P Rオムニチャネル時代に中小規模コールセンターが成功する条件

コンタクトセンターやヘルプデスクは企業にとって重要な業務と認識されている。その円滑な運用はスタッフのモチベーション向上にも顧客満足にも結び付く。中小規模のコンタクトセンター運営にベストな環境を探った。

(2015/3/19)

CRM、プレゼンス――IP電話を生かす意外なツールたち

プレゼンスとチャットは以前からあるツールであり、これまで電話とは別のコミュニケーションシステムとして扱われてきた。だがこれらをIP電話機と連動させれば、さらなる機能の拡張が可能となる。

(2010/7/8)

P R電子メールからIP電話までを一元管理する「Office Communicator」の魅力

電子メールやメッセンジャー、IP電話、テレビ会議システムなど、オフィスにはたくさんのコミュニケーションツールが氾濫している。相手の状況を確認しながら、多くのツールを使い分けるという苦労から開放してくれるのがCommunicatorだ。相手の在席をひと目で確認でき、最適な手段で即座に連絡ができる。この進化するコミュニケーションツールの魅力を紹介する。

(2006/11/6)

サービス管理デスク/ヘルプデスクの基本

 ITサービスマネジメント(ITSM)戦略は、ITインフラストラクチャライブラリ(ITIL)フレームワークの枠内にある。そのため、私物端末を使う従業員が増え、ソフトウェアがマイクロサービスやクラウドサービス、DevOpsで開発される現代においてはある程度の制約を受ける 。

 従来のようなスキルに加えて、「ソリューションインテグレーター」やコミュニケーション能力の高い人材が必要になった。事業の商業的側面を深く理解していて、適応力に優れ、環境の進化の速さを予測できる人材が求められている。

ビジネスに沿わせたサービスデリバリー

 ITILとサービスデリバリーはCIO(最高情報責任者)が遂行する。IT部門は自らを再編し、計画を立てて実行することに専念する働き方から離れて、ITサービスをビジネスパートナーへと拡張しなければならない。

 ITサービスマネジメントは現代のビジネス需要に歩調を合わせることができないという点で、業界専門家の見方はおおむね一致している。ITはかつて着実なペースで管理され、進歩してきた。だがそのペースが速まっている。

 ユーザーはIT部門が問題を解決してくれることを期待している。ユーザーの気に入るような答えが出せなければ、そのユーザーはIT部門の価値を否定して、シャドーITを勢いづかせることになる。

サービスの改善をモニターする

 品質保証チーム、テスター、開発者は、コードのバグに対処するためのツールを一通り持っている。だがバグ修正は、普通はITSMプロセスに含まれていない。

 サービスが本番リリースされたら、どのような現象であれ、ITSMツールにインシデントとして記録する。もし繰り返されるようであれば問題として記録しなければならない。インシデント発生時の状況も、自動的にバグ特定システムにログを記録する。アプリケーション開発者が運用のプロフェッショナルから正式に通告されるのを待つことなく、簡単にそのバグを把握して修正できるようにする必要がある。

ITSMの進化

 かつてのITヘルプデスクは、デスクトップPC、サーバ、ユーザー設定など既知の資産に対応していた。ITサービス管理デスクは電話を受けた時点で、問題が発生している環境を把握できていた。だが英IT Service Management Forum(itSMF)も認める通り、今ではあまりに多くのデバイスが存在していて、それほどの確かさはなくなった。IT環境を管理統制しようとしてきた組織は、あらゆる種類のデバイスのサポートを提供できる態勢が必要になった。

 だが、明らかにそれは非現実的であり、再考の必要がある。ソフトウェアについても同じだ。導入されている全てのアプリケーション設定についてログを記録する管理システムの概念は、ペースの速い持続的開発とアジャイルプロジェクト管理の世界においては時代遅れに見える。ハイブリッドクラウドアプリケーションやマイクロサービスの利用により、ITインフラの管理はかつてに比べて難しくなった。

 会社のデジタル化が進み、新しいビジネスプロジェクトを促進するためにITサービスを利用し始める中で、CIOはITサービスの運用コストについての判断を迫られている。