セキュリティマネジャーの観点から見ると、SOX法の下では、情報セキュリティとコンプライアンス(法令順守)の計画をより一層整備することが必要になりそうだ。
セキュリティマネジャーの観点から見ると、SOX法の下では、情報セキュリティとコンプライアンス(法令順守)の計画をより一層整備することが必要になりそうだ。中でも、404条(経営者による内部統制の評価)では、企業が年次報告書に内部統制報告書を含めることが義務付けられている。この内部統制報告書には、財務報告のための適切な内部統制の枠組みと方法を用意する責任が経営者にあることを明記しなければならない。また、内部統制の枠組みと方法の有効性に関する評価を記載しなければならない。
SOX法の下での情報セキュリティに関する具体的な指針は(まだ)ないため、セキュリティマネジャーは自らの専門的な判断で、同法に対応した情報セキュリティ対策の進め方を決定していかなければならない。だが、多くの組織が、SOX法を順守するための指針となる文書やチェックリストを作成している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
従来型境界防御が限界を迎え、企業は新たなサイバーセキュリティの課題に直面している。今日の高度な脅威に対抗するためのセキュリティアプローチとして、ZTNA、EDR、XDRの統合による包括的保護の実現方法について解説する。
「AIエージェント」をはじめとする人工知能(AI)技術を、脅威の検出や分析に利用する動きが広がりつつある。AI技術がセキュリティ分野にもたらす可能性と、その効果を最大限引き出すために留意すべき課題について整理する。
セキュリティ運用の複雑化を防ぐために、乱立するセキュリティツールの統合に取り組む企業が増えている。しかし、ただ統合するだけでは必ずしも問題の解決にはつながらない。“賢い統合”を実現するためのポイントとは。
SIEMとSOARは、企業のセキュリティ運用を支える中核的なツールだ。両ツールの目的や機能、メリットは大きく異なるが、十分に理解している人は少ない。それぞれの特徴を整理し、自社に最適な選び方を分かりやすく解説する。
「EDR」と「SIEM」はどちらも企業のセキュリティを強化するための重要なツールだが、それぞれ担う役割や得られるメリットは大きく異なる。両者の違いや併用の可能性について触れつつ、最適なセキュリティ体制を構築するヒントを探る。
いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは
遠隔のクライアント端末から、サーバにあるデスクトップ環境を利用できる仕組みである仮想デスクトップ(仮想PC画面)は便利だが、仕組みが複雑だ。仮想デスクトップの仕組みを基礎から確認しよう。
「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。
「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。
「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...