1台のPCで機密用と一般用の同時利用が可能なセキュリティソフト「Data Trans Guardian」により、クライアントPCの集約と機密情報の漏えい防止を実現
日立ソフトウェアエンジニアリングは12月25日、1台のPCで機密用・一般業務用2つのデスクトップ環境を同時に利用できるセキュリティソフトウェア「Data Trans Guardian」の販売を開始した。情報漏えい防止のために機密情報を扱うネットワークと一般業務用ネットワークを分割している環境で、双方のネットワーク上のPCをセキュリティを確保したまま1台に集約できるため、コスト削減と利便性向上を実現できるとしている。
主な機能として、機密情報を扱うネットワークから一般業務用ネットワークへのデータ転送を禁止する一方で、一般業務用ネットワークから機密用ネットワークへのデータ転送を許可できる(クリップボードにコピーしたデータだけでなく、ファイル単位のデータ転送が可能)。また、インターネットへのアクセスを一般業務用のみに許可することで、機密情報の漏えいを防止する。これらの機能は、仮想化ソフトウェア「VMware Workstation 5.5」とセキュアOS「SELinux」(CentOS 5を使用)のアクセス制御機能を用いて実現している。また、機密用・一般業務用のデスクトップ環境は、ともにWindows XP Professional SP2をクライアントOSとして使用する。
価格は1ライセンス3万5000円。
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