「SonicOS 4.0 Enhanced日本語版」では、アプリケーションファイアウォールやフェイルオーバーなどを実現する。
ソニックウォールは3月10日、同社のUTMアプライアンス「PRO」シリーズ(「PRO 1260」を除く)向けの最新ファームウェア「SonicOS4.0 Enhanced日本語版」を発表した。保守契約に加入している既存の「SonicOS Enhanced」ユーザーは同日より無償でダウンロードできる。
最新版では新たにアプリケーションファイアウォール(AF)を搭載。インバウンド/アウトバウンドのコンテンツフィルタリング、アプリケーションごとのアクセス制御、ディープパケットインスペクションによるパケット精査、デジタル著作権管理などの機能により、アプリケーション層(レイヤー7)でのよりきめ細かいアクセス制御を実現している。
また、メインのアプライアンスをバックアップ用のアプライアンスと能動的に同期し接続情報を更新することにより、ハード/ソフトウェア障害時の継続運用を保証する「ステートフル・フェイルオーバ機能」を搭載。さらにシングルサインオンへの対応、インバウンドの負荷分散、HTTPSによるコンテンツフィルタリング、SSLセッションの可視化などの機能強化が行われている。
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