チェック・ポイント、インシデント対策と性能を強化したIPS新版をリリースNEWS

新しい「IPS-1」では、発生したイベントをビジュアル分析する管理ツールやパラレルプロセシング技術を搭載した。

2008年04月11日 17時14分 公開
[TechTargetジャパン]

 チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズは4月10日、IPS(不正侵入防御)ソリューションの新製品「IPS-1 R65.1」を発表、同日より出荷を開始した。マルチコア/パラレルプロセッシング技術を採り入れたパフォーマンスの高さが特徴で、ハードウェア版/ソフトウェア版の2種類がある。

 IPS-1は、DoS(サービス妨害)攻撃やマルウェアなどによるネットワークへの侵入を検知し、ブロックするソリューション。管理面では、ネットワーク上に起こったイベントをビジュアルに表示するログ分析機能を備え、システムが攻撃を受けた場合、その発信源や種類や影響、取るべき対応策などの詳細な情報をドリルダウン形式で確認することができる。

 また、検知・防御の処理にインテルのマルチコア/パラレルプロセッシング技術を採用し、IPS機能稼働時でも複数セグメント向けの上位機種では1Gbpsの高スループットを出せる。アプライアンスベースの「Sensor/Power Sensor」、サーバにインストールして利用するソフトウェアベースの「OpenSensor」の2種類が提供される。価格はオープン。

関連ホワイトペーパー

IPS | UTM | マルチコア | マルウェア | ネットワーク監視


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

From Informa TechTarget

お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。

ITmedia マーケティング新着記事

news076.jpg

2025年のバレンタインのトレンドを購買実態から分析 「カカオショック」の影響は?
読売広告社は、ショッパーインサイトの食品ID-POS購買行動データベース「real shopper SM...

news078.jpg

生成AIへの期待値の変化 DeepSeek台頭がマーケターに突きつける課題とは?
AI 生成の広告に対する反発が続いた1年を経て、マーケターはパフォーマンス結果重視で非...

news128.png

2024年に視聴者が検索したテレビCM 2位は中国のあのEVメーカー、1位は?
2024年にテレビCMを通して視聴者が気になりWeb検索したものは何だったのか。ノバセルが発...