新しい「IPS-1」では、発生したイベントをビジュアル分析する管理ツールやパラレルプロセシング技術を搭載した。
チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズは4月10日、IPS(不正侵入防御)ソリューションの新製品「IPS-1 R65.1」を発表、同日より出荷を開始した。マルチコア/パラレルプロセッシング技術を採り入れたパフォーマンスの高さが特徴で、ハードウェア版/ソフトウェア版の2種類がある。
IPS-1は、DoS(サービス妨害)攻撃やマルウェアなどによるネットワークへの侵入を検知し、ブロックするソリューション。管理面では、ネットワーク上に起こったイベントをビジュアルに表示するログ分析機能を備え、システムが攻撃を受けた場合、その発信源や種類や影響、取るべき対応策などの詳細な情報をドリルダウン形式で確認することができる。
また、検知・防御の処理にインテルのマルチコア/パラレルプロセッシング技術を採用し、IPS機能稼働時でも複数セグメント向けの上位機種では1Gbpsの高スループットを出せる。アプライアンスベースの「Sensor/Power Sensor」、サーバにインストールして利用するソフトウェアベースの「OpenSensor」の2種類が提供される。価格はオープン。
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