TechTargetジャパンでは今回、Webアプリケーション脆弱性診断サービスに関する会員アンケートを実施。現時点でサービスを利用しているユーザーは少数だが、本当に需要がないといえるのだろうか。
※ 回答の比率(%)は小数点第2位を四捨五入し、小数点第1位まで表示しているため、比率の合計が100.0%にならない場合があります。
TechTargetジャパンでは2009年3月22日から4月3日にかけてTechTargetジャパン会員を対象に、企業のWebサイト(システム/アプリケーション)に脆弱性がないかどうかをセキュリティベンダーがツールや手動で診断するサービス「Webアプリケーション脆弱性診断サービス」に関する読者アンケート調査を実施した。その調査結果を見ると、実際に脆弱性診断サービスを利用したのは回答者の1割足らず。主に費用対効果の点に不満はあるが、脆弱性対策自体の必要性を認識するユーザーが多かった。以下、読者の回答内容の一部を紹介する。
2008年中に利用したユーザーは8.7%と1割に満たず、「利用していない」と回答したユーザーは73.8%となった。さらに、「利用を検討していない」としたユーザーは4割近くにも上った。こうした利用/検討状況から、現段階ではファイアウォールでの防御やウイルスチェックといったゲートウェイセキュリティ対策よりも優先度は低いことが読み取れる。
なお、ユーザーが利用した診断サービスベンダーとしては、NRIセキュアテクノロジーズ、次いでNTTコミュニケーションズのサービスが多かった。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Webサイト防御のためにできること
PCログ監視システムのユーザーは「費用対効果より機能重視」
なぜクラウド全盛の今「メインフレーム」が再び脚光を浴びるのか
メインフレームを支える人材の高齢化が進み、企業の基幹IT運用に大きなリスクが迫っている。一方で、メインフレームは再評価の時を迎えている。

「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。

「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。

「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...