DNSサービスを提供するインフォブロックスの専用アプライアンスとF5のトラフィック管理製品の連携により、セキュアなDNSインフラ構築を支援する。
F5ネットワークスジャパンとインフォブロックスは3月31日、パートナー契約を締結し、共同でDNS(Domain Name System)のセキュリティを強化するインフラ構築支援製品「DNSSEC(※Domain Name System Security Extensions)ソリューション」を提供すると発表した。
※DNSのセキュリティを向上させるための拡張機能。
同製品は、DNSサービスを提供するインフォブロックスの専用アプライアンスと、セキュアなDNSを高速処理するF5のトラフィック管理製品「BIG-IP Global Traffic Manager」との連携により提供される。これにより、DNSの脆弱性を封じ込め、かつDNSシステムの完全性を損なう攻撃リスクを低減するインフラの構築が可能になるという。また運用管理面では、両社のDNSSECサポート機能の統合によって、リアルタイムのDNS応答署名、暗号鍵の生成・署名の自動化が可能になるといったメリットがある。
そのほか、クレジットカード情報やパスワードの入手、電子メールのリダイレクト、アプリケーションへの攻撃による別サイトへの誘導を阻止。運用面では、BIG-IP Global Traffic Managerにより、数台のインフォブロックスの専用アプライアンスの負荷を分散させることで、高いパフォーマンスと可用性が実現するとしている。DNSに対するDoS(サービス妨害)攻撃のリスクも緩和されるという。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
自社のWebサービスやアプリの安全性をチェックする脆弱性診断は、これまでIT部門で担当することが多かったが、開発部門や事業部門でも実施したいというニーズが高まっている。求められているのは、より手軽な脆弱性診断ツールだ。
クラウドの活用や拠点の分散が進む中で、従来型SD-WANの脆弱性がランサムウェア攻撃を増大させる一因になっている。今こそゼロトラスト型アーキテクチャのアプローチが求められているといえるだろう。本資料では、その方法を解説する。
企業のITシステムがクラウドに移行するに伴い、サイバー脅威のリスク増大やネットワークパフォーマンスの低下が問題視されている。そこで本資料では、世界の50以上の地域にデータセンターを擁するNetskope SASEソリューションを紹介する。
ネットワークの機器やソフトウェアなどの脆弱性を突く手法であるゼロデイ攻撃は、修正プログラムがリリースされるまでの期間に攻撃を行うため、抜本的な対策が難しいといわれている。本動画では、その理由と有効な対策を紹介する。
事業者が運用してきたドメインを手放した直後に、第三者がそれを取得し、偽サイトなどを公開して悪用する「ドロップキャッチ」という攻撃の手口がある。このような不正を未然に防ぐための対策を、2分弱の動画で解説する。
脱PPAPの壁はこう超える――PPAP文化を終わらせる現実解 (2025/5/19)
EDR、XDR、MDR それぞれの違いと導入企業が得られるものとは (2025/5/15)
ユーザー任せの「PCセキュリティ」はもう限界 “誰が使っても安全”な方法とは (2025/4/21)
数分でデータを人質に 進化するランサムウェアに有効な「第2世代EDR」とは (2025/3/4)
クラウドサービスの脆弱性をどう解消する? 安全な開発環境を構築するヒント (2025/3/4)
いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは
遠隔のクライアント端末から、サーバにあるデスクトップ環境を利用できる仕組みである仮想デスクトップ(仮想PC画面)は便利だが、仕組みが複雑だ。仮想デスクトップの仕組みを基礎から確認しよう。
「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。
「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...
「マーケティングオートメーション」 国内売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、マーケティングオートメーション(MA)ツールの売れ筋TOP10を紹介します。