ジェイピー・セキュアが国内のセキュリティベンダーとしていち早く製品化したソフトウェア型のWAFは、SI事業者をはじめとする「ITの専門家」に選定されるこの分野の定番製品となっている。
ITの分野では、どうしても新しい技術や製品は米国などでまず生まれ、それが日本国内にも持ち込まれるという経緯をたどる例が多い。WAFも例外ではなく、最初にWAFというコンセプトが生まれ、製品化されたのは日本ではなかった。代表的な製品と目されるものの多くは、海外ベンダーの製品であるのが実情だ。
ただし、こうした海外製品が常に国内ユーザーの全ての需要を満たすわけではないのも確かである。実際に、国産ベンダーの製品を使いたいと望むユーザーも多く存在する。もちろん、製品として確かな機能/品質を備えていることが大前提となるが、その上でサポート体制やレスポンスの速さなど、海外ベンダーにはどうしてもまねできない優位が国産ベンダーには存在するからだ。
ジェイピー・セキュアが国内のセキュリティベンダーとしていち早く製品化した「SiteGuard」は、Linux用として実装されたソフトウェア型のWAFだ。WebサーバがLinux上で稼働している場合はWebサーバと同じサーバ上にインストールできるし、Webサーバとは別にWAF専用のLinuxサーバを用意するという形にもできる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。
B2B企業の約6割が2025年度のWeb広告予算を「増やす予定」と回答
キーワードマーケティングは、2025年度のマーケティング予算策定に関与しているB2B企業の...
生成AIの利用、学生は全体の3倍以上 使い道は?
インテージは、生成AIの利用実態を明らかにするための複合的調査を実施し、結果を公表した。
YouTube広告の実店舗売り上げへの貢献を計測 インテージが「Sales Impact Scope」を提供開始
インテージがYouTube出稿による小売店販売への広告効果を計測するサービスを提供開始した...