Android向けのモバイルアプリケーション管理機能を用いれば、IT部門はAndroidアプリケーション関連のセキュリティリスクを一部は解消できる。ただし全てのリスクを解決できるわけではない。
Androidのモバイルアプリケーション管理に関しては、IT部門には比較的限られた選択肢しか与えられていない。だがIT管理者は、モバイル端末からLANへのアクセスを規制することによって、セキュリティ問題をいくらか解消できる。
企業環境でAndroidアプリケーションを管理するのに一番確実な方法は、米GoogleのAndroid向け公式アプリケーションストア「Google Play」に代わる仕組みを用意することだろう。何しろ、Google Playの場合「自分の端末にどのアプリケーションをダウンロードしてインストールするか」は、完全にユーザーの管理下にある。その上、Google Playには正規アプリケーションを装ったマルウェアの脅威もある。
だが、何かしらの別のアプローチを用いれば、IT部門がある程度のコントロールを取り戻すことは可能だ。そうしたアプローチの1つが「モバイルアプリケーション管理(MAM)製品」である(MAMについては「スマートフォン/タブレット管理の新潮流――「MAM」「MCM」とは」も参照)。
「ナイキ」と「アディダス」 ブランド対決の歴史をさくっと振り返る
ナイキとアディダスは60年以上にわたってしのぎを削り、スポーツマーケティングやスポー...
営業の「あるある課題」に挑むインサイドセールス3つの機能
売り上げ1000億円以上のエンタープライズクラスの企業に向けてもインサイドセールスは効...
ネトフリ「広告付きプラン」は誰得? 業界関係者の反応は……
広告モデルへの一部移行がうわさされるNetflix。新たなプランが増えることで視聴者と広告...