国内のシステム開発プロジェクトから登場した、国産のシングルサインオン製品である日本HPの「HP IceWall SSO」。導入や管理の支援機能をはじめ、同製品の特徴を紹介する。
シングルサインオン(SSO)製品の老舗ベンダーの1つが、日本ヒューレット・パッカード(以下、日本HP)である。外資系企業であるにもかかわらず、日本HPのSSO製品は実は“国産”。導入面や性能面でもさまざまな工夫を凝らす。日本HPのSSO製品について、同社でSSO製品を担当する小早川 直樹氏に話を聞いた。
日本HPが提供するSSO製品は、Webアクセスマネジメント(WAM)製品の「HP IceWall SSO」と、IDフェデレーション製品の「HP IceWall Federation」である(WAM製品とIDフェデレーション製品の違いは「【製品動向】『付せんでID管理』を一掃するシングルサインオン(SSO)」を参照)。以下、それぞれの概要を説明する。
HP IceWall SSOは前述の通り、外資系ベンダーの製品としては珍しく、日本法人が開発したWAM製品だ。「国内における金融系企業のプロジェクトから商品化し、現在は世界で販売している」と小早川氏は説明する。
HP IceWall SSOは、リバースプロキシ型を主体としたWAM製品だが、エージェント型としても利用可能だ(リバースプロキシ型とエージェント型の違いは「【製品動向】『付せんでID管理』を一掃するシングルサインオン(SSO)」を参照)。
HP IceWall SSOの構成例を図1に示す。
SASのCMOが語る マーケティング部門が社内の生成AI活用のけん引役に適している理由
データとアナリティクスの世界で半世紀近くにわたり知見を培ってきたSAS。同社のCMOに、...
SALES ROBOTICSが「カスタマーサクセス支援サービス」を提供
SALES ROBOTICSは、カスタマーサクセスを実現する新サービスの提供を開始した。
「Fortnite」を活用 朝日広告社がメタバース空間制作サービスとマーケティング支援を開始
朝日広告社は、人気ゲーム「Fortnite」に新たなゲームメタバース空間を公開した。また、...