アイネットは、デスクトップ仮想化(VDI)向けシンクライアント端末を発表した。シトリックス・システムズ・ジャパンのVDI関連技術「Citrix HDX」用のプロセッサを搭載する。
アイネットは2013年2月7日、シンクライアント端末「NComputing N Series」を発表した。同端末に加え、デスクトップ仮想化(VDI)をクラウドサービスとして提供するDesktop as a Service(DaaS)を組み合わせた「Hosted Virtual Desktopサービス」も提供する。同月28日に提供開始。
NComputing N Seriesは、シトリックス・システムズ・ジャパンの画面転送/アプリケーション配信技術「Citrix HDX」の処理に特化したプロセッサ「Numo 3」を搭載したシンクライアント端末。1920×1080ピクセル(1080p)の映像処理が可能なハイエンド版の「NComputing N500」、720p(1280×720ピクセル)の映像処理が可能な普及版の「NComputing N400」の2タイプを用意した。いずれも消費電力は5ワットで、開発は米NComputing。
Hosted Virtual DesktopサービスのDaaSは、同社のクラウド基盤「VAiOS」で稼働する「VIDAAS(VAiOS Private Cloud Desktop as a Service)シリーズ」の中から選択する。選択可能なDaaSは、VDI製品のCitrix XenDesktop、アプリケーション配信/プレゼンテーション仮想化製品のCitrix XenAppを基盤とする「VIDAAS」、VDI構築用仮想アプライアンスのCitrix VDI-in-a-Boxを基盤とする「VIDAAS Lite」など。
価格(税別)は、NComputing N500が2万6000円、NComputing N400が1万9800円。Hosted Virtual Desktopサービスを利用する場合、別途VIDAASシリーズの初期費用と月額費用が必要になる。月額費用は、VIDAASのXenDeskTop版の場合1ユーザー6500円、XenApp版の場合1ユーザー7000円。VIDAAS Liteの場合1ユーザー3000円。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
なぜクラウド全盛の今「メインフレーム」が再び脚光を浴びるのか
メインフレームを支える人材の高齢化が進み、企業の基幹IT運用に大きなリスクが迫っている。一方で、メインフレームは再評価の時を迎えている。

「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。

「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。

「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...