VPNを構築することなく、スマートデバイスから社内システムを安全に利用可能にする。こうしたコンセプトに基づいて開発されたのが、e-Janネットワークスの「CACHATTO」だ。
iPhoneやiPad、Android端末から社内システムを安全に利用できるようにしたい。とはいえ、VPNの構築にコストは掛けられない。こうしたニーズに応えるのが、e-Janネットワークスが販売するセキュアブラウザ製品「CACHATTO」である。同社代表取締役である坂本史郎氏の話を基に、CACHATTOの特徴を紹介する。
CACHATTOは、スマートデバイスや携帯電話、クライアントPCから社内のメールやファイルサーバ、グループウェアなどを安全に利用可能にする製品だ(画面1)。データを端末のストレージに残さず、メモリに展開して表示する仕組みを持つセキュアブラウザ「CACHATTO SecureBrowser」を端末に導入して利用する。iPhone/iPadやAndroid端末に加え、フィーチャーフォン(従来型携帯電話)やWindowsマシンでも利用できる。
CACHATTO SecureBrowserは、社内のファイルサーバのファイルを閲覧することもできる(画面2)。開封/表示可能なファイルは以下の形式だ。パスワード付きのZIPファイルの開封も可能である。
最近は、業務用データのみを専用領域に暗号化した上で保存し、盗難/紛失時にはこの領域のみを削除できる「セキュアコンテナ」を採用したセキュリティ製品が登場しつつある。こうした製品の場合、「暗号鍵は端末内に保管されていることもあり、これがリスクになる」と坂本氏は指摘。セキュアブラウザであるCACHATTOの有効性を強調する。
CACHATTO最大の特徴は、VPNを利用することなく、インターネットを使った安全なリモートアクセスを実現することだ。この仕組みを実現する鍵は、CACHATTOのシステム構成とデータ通信の仕方にある。
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