対応端末によって使える機能が違うことが多いモバイルデバイス管理(MDM)製品。全ての対応端末で間違いなく使える管理機能とは何かに注目し、MDM製品を比較する。
各モバイルデバイス管理(MDM)製品/サービスについて、管理可能なOSや端末(以下、対応OS/端末)の全てで確実に利用できる共通の管理機能とは何か。これを明らかにすべく、TechTargetジャパンでは、2013年6月から7月にかけてMDMベンダーに調査を実施。本稿では、端末設定やセルフサービスなどの管理機能などの調査結果を比較表にまとめた。なお、各MDM製品/サービスの価格と料金、セキュリティ機能については、以下の関連記事で解説している。
主要なiOS/Android端末向けMDM製品の管理機能の比較表を以下に示す(表1)。比較表には、各MDM製品/サービスについて、対応OS/端末の全てで確実に利用できる共通の管理機能を掲載している。参考資料として、全ての対応OS/端末では利用できないものの、各MDM製品/サービスが備える特筆すべき管理機能もまとめた。
なお今回は、企業で利用されている主要なスマートデバイスであるiOS端末やAndroid端末で利用できるMDM製品/サービスを取り上げた。ベンダーの意向などにより、期限内に回答が得られなかった一部のMDM製品/サービスは掲載していない。OEM(相手先ブランドによる生産)供給など、市販のMDM製品/サービスの機能をほぼ変更なしで提供しているMDM製品/サービスは省いた。
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