富国生命が契約情報を「ファイル転送サービス」で送受信する理由セキュリティと負荷軽減を両立

大容量ファイルを安全に送受信する企業向けファイル転送サービスを業務に利用する富国生命保険。サービス導入や選定の理由とは何か? 同社担当者に聞いた。

2013年11月28日 08時00分 公開
[鳥越武史,TechTargetジャパン]

 富国生命保険(以下、富国生命)は、企業/組織向けの団体保険、団体年金保険に関する契約内容や保険料、契約残高といった契約データの社内外のやりとりに、セキュリティ機能を備えた企業向けのファイル転送サービスを利用している。同社はファイル転送サービスの導入で、契約データの誤送信や紛失といったリスクを軽減しつつ、契約データのやりとりに伴う作業負荷を軽減しているという。

 富国生命 事務企画部 副部長(システム企画担当)の澤 憲一氏と、事務企画部 システム企画グループ 調査役の石黒裕規氏に、企業向けファイル転送サービス導入の経緯と選定理由、導入効果を聞いた。

ファイル転送利用方法:保険文書の受け渡しに利用

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