個人の金融情報も監視? スノーデン暴露で物議を醸す金融市場協定違反となる可能性も

内部告発者のスノーデン氏がリークした文書によると、NSAが国際銀行間金融通信協会のデータにアクセスしていたという。個人の財務データも監視していたとする報道もあり、大きな物議を醸している。

2013年12月17日 08時00分 公開
[Karl Flinders,Computer Weekly]

 米政府当局による国際銀行間金融通信協会(SWIFT:Society for Worldwide Interbank Financial Telecommunication)の金融取引の監視を認めた欧州連合(EU)・米国間の協定に関し、欧州議会は中断を求める決議を採択した。

 欧州議会議員(MEP)らは、米国家安全保障局(NSA)がSWIFTネットワークに侵入したとするエドワード・スノーデン氏の指摘をめぐる調査が終わるまで、「テロリスト資金源追跡プログラム(TFTP:Terrorist Finance Tracking Program)」を中止するよう求めている。

スノーデン氏のリークが発端で高まるセキュリティへの懸念

ITmedia マーケティング新着記事

news047.jpg

SASのCMOが語る マーケティング部門が社内の生成AI活用のけん引役に適している理由
データとアナリティクスの世界で半世紀近くにわたり知見を培ってきたSAS。同社のCMOに、...

news159.jpg

SALES ROBOTICSが「カスタマーサクセス支援サービス」を提供
SALES ROBOTICSは、カスタマーサクセスを実現する新サービスの提供を開始した。

news139.jpg

「Fortnite」を活用  朝日広告社がメタバース空間制作サービスとマーケティング支援を開始
朝日広告社は、人気ゲーム「Fortnite」に新たなゲームメタバース空間を公開した。また、...