データの安全性を高める具体策の1つが、データの利用状況を記録して不正の特定に役立てる「データアクセス監査」である。その効果的な実施に不可欠なポイントを整理する。
第1回「“情報漏えい体質”と今こそ決別する『データセキュリティ4カ条』」では、データセキュリティの重要性が高まりつつある理由と、データの安全性を高めるための4つの主要な対策を整理した。今回は、4つの対策のうちの1つ「データのアクセス監査」について掘り下げて解説しよう。
データの利用状況をログとして記録し、原因や被害範囲の特定に活用するデータアクセス監査。その目的は、以下の5つに集約できる。
データアクセス監査に関する詳細な解説の前に、企業におけるデータアクセス監査の現状を整理しておこう。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
なぜクラウドセキュリティは複雑ではなく「包括的でシンプル」にすべきなのか? (2025/6/13)
「見える化」ではもう守れない アタックサーフェス管理の限界と次世代の対策 (2025/6/12)
中小企業が買うのは信用 L2スイッチ&認証技術で2つの企業が組んだ理由 (2025/6/5)
脱PPAPの壁はこう超える――PPAP文化を終わらせる現実解 (2025/5/19)
EDR、XDR、MDR それぞれの違いと導入企業が得られるものとは (2025/5/15)
「テレワークでネットが遅い」の帯域幅じゃない“真犯人”はこれだ
ネットワークの問題は「帯域幅を増やせば解決する」と考えてはいないだろうか。こうした誤解をしているIT担当者は珍しくない。ネットワークを快適に利用するために、持つべき視点とは。
「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。
「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。
「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...