データの安全性を高める具体策の1つが、データの利用状況を記録して不正の特定に役立てる「データアクセス監査」である。その効果的な実施に不可欠なポイントを整理する。
第1回「“情報漏えい体質”と今こそ決別する『データセキュリティ4カ条』」では、データセキュリティの重要性が高まりつつある理由と、データの安全性を高めるための4つの主要な対策を整理した。今回は、4つの対策のうちの1つ「データのアクセス監査」について掘り下げて解説しよう。
データの利用状況をログとして記録し、原因や被害範囲の特定に活用するデータアクセス監査。その目的は、以下の5つに集約できる。
データアクセス監査に関する詳細な解説の前に、企業におけるデータアクセス監査の現状を整理しておこう。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。
世界のモバイルアプリ市場はこう変わる 2025年における5つの予測
生成AIをはじめとする技術革新やプライバシー保護の潮流はモバイルアプリ市場に大きな変...
営業との連携、マーケティング職の64.6%が「課題あり」と回答 何が不満なのか?
ワンマーケティングがB2B企業の営業およびマーケティング職のビジネスパーソン500人を対...
D2C事業の約7割が失敗する理由 成功企業との差はどこに?
クニエがD2C事業の従事者を対象に実施した調査の結果によると、D2C事業が成功した企業は...