企業の日々の活動の中で生まれるデータは、攻撃者にとっては宝の山だ。狙われる企業データをいかに守るか。そこで重要になるのがデータセキュリティの取り組みだ。その重要性と具体策を説明しよう。
頻繁に明るみに出ている情報漏えい事故。その要因は多岐にわたっている。「アカウントリスト型攻撃」などの外部からの不正アクセスやなりすましで情報が搾取される場合もあれば、内部の従業員や退職した元従業員による不正な情報持ち出しや操作ミスによる事故も多く見られる(アカウントリスト型攻撃については「“パスワード使い回し”を悲劇に変える『アカウントリスト型攻撃』とは」を参照)。
自社の情報漏えいを防ぐためには、社内のシステムやネットワーク内の多くのポイントで対策を講じなくてはならない。しかし、どこを重点的に対策すべきかの判断に迷うケースも多いだろう。そこで注目すべきなのが、データに関するセキュリティ対策である「データセキュリティ」の視点だ。本連載では、このデータセキュリティをテーマとして、最新の対策方法と技術動向について紹介していく。
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サイバー攻撃が巧妙化し、セキュリティチームとSOCは常に厳戒態勢を取り続けている。さらにデジタルフットプリントの拡大に伴い、セキュリティデータが絶え間なく往来する事態が生じている。このような状況に対応するには、SOARが有効だ。
最新のサイバー攻撃に即座に対応するためには、SOCを従来の在り方から変革することが重要になる。しかし、何をすればよいのか分からないという組織も多い。そこで本資料では、現在のSOCが抱えている5つの課題とその解決策を紹介する。
高度化するサイバー脅威に効率的に対処するには、セキュリティの自動化が欠かせない。だが自動化の効果を高めるには、使用ツールの確認、ワークフローの分析などを行った上で、正しいステップを踏む必要がある。その進め方を解説する。
脆弱性対策は作業量や難易度を予測しづらく、限られたリソースで対応するのが難しい。さらに、単体の深刻度評価のみとなる一般的なセキュリティ監査ツールでは、包括的な分析は容易ではない。これらの課題を、AIはどう解決するのか。
情報漏えいを防ぐためには、重大なインシデントになる前のヒヤリハットをいかに防ぐかが重要になる。そこで本資料では、Microsoft 365を利用している組織に向けて、情報漏えいの危険性が高い5つのヒヤリハットを紹介する。
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米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。
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