無料版もある脆弱性診断ツール「Nessus」とは? その歴史と機能使える脆弱性診断ツール5選【第1回】

「脆弱性診断」ツールは、システムに潜む脆弱性のあぶり出しに効力を発揮する。主な脆弱性ツールのうち、「Nessus」を取り上げる。

2023年01月19日 10時00分 公開
[Karen ScarfoneTechTarget]

関連キーワード

脆弱性 | セキュリティ


 「脆弱(ぜいじゃく)性診断」ツールは、企業のシステムに潜む脆弱性を検索、発見するためのツールだ。脆弱性診断ツールは、ソフトウェアにどのような脆弱性があるかを探ったり、社内LANに接続する機器の開放ポートを特定する「ポートスキャン」を実行したりする。

 脆弱性診断ツールは進化を重ねてきており、さまざまなベンダーが脆弱性診断ツールを提供している。5つの代表的な脆弱性診断ツールを紹介しよう。

1.Nessus

 1つ目は、1998年にルノー・ディレーソン氏が開発した「Nessus」だ。ディレーソン氏は後にセキュリティベンダーTenable Network Securityを設立。同社がNessusの保守を引き継いだ。

 登場当時、Nessusは無償の脆弱性診断ツールだった。原稿執筆時点では、TenableはNessusの無償版として「Nessus Essentials」を提供している。有償版の「Nessus Professional」「Nessus Expert」は、クラウドサービスやIoT(モノのインターネット)デバイスなど、さまざまな機器で稼働するソフトウェアのバージョンを特定したり、脆弱または不正な設定を発見したりするのに役立つ。

 Nessusは幅広い機器を検査でき、専用のプラグインで機能を強化、カスタマイズできる。


 第2回は、2つ目と3つ目の脆弱性診断ツールを紹介する。

TechTarget発 先取りITトレンド

米国TechTargetの豊富な記事の中から、最新技術解説や注目分野の製品比較、海外企業のIT製品導入事例などを厳選してお届けします。

ITmedia マーケティング新着記事

news035.jpg

低迷するナイキやアディダスを猛追する「HOKA」の “破壊的”ブランディングとは?
ランナーの間で好感度が低迷しているNikeに対し、ディスラプター(破壊的企業)として取...

news051.jpg

新紙幣の発行、3社に1社が日本経済に「プラスの影響」と回答――帝国データバンク調査
20年ぶりの新紙幣発行は日本経済にどのような影響を及ぼすのでしょうか。帝国データバン...

news196.png

WPPとIBMが生成AIを活用したB2Bマーケティング領域で連携
IBMのビジネス向けAIおよびデータプラットフォームである「watsonx」の機能を「WPP Open...