Galaxy S7 edgeは高機能なスマートフォンだ。トップクラスの処理能力、鮮やかな色彩を表示するディスプレイ、個性的なデザイン、F値1.7のレンズを採用した暗所撮影に強いカメラを備えている。microSDスロットと防水性能が復活したことで、実用性も向上した。最高レベルのスペックを備えたことで、技術の進化が速いスマートフォン市場でも、しばらくは時代遅れにならないだろう。新機能のゲームランチャーとAlways On Displayについても同じことがいえる。
ただ、Galaxyの歴代モデルで見られていた改良はなされていない。さらに問題なのは、Galaxy S7 edgeの価格が約750〜800ドルであることだ。キャリアによって価格は異なり、米国で販売しているVerizonモデルの価格は792ドルだった。スペックがほぼ同じGalaxy S7の価格は約100ドル安い。また、Glaxy S7 edgeの半額以下で購入可能なHuawei Technologies、Motorola、ZTE、OnePlusが販売しているAndroidスマートフォンもミドルレンジモデルの性能が向上しており、ハイエンドモデルとの差が縮まっている。
スマートフォンの購入に関する一般的なアドバイスは、Galaxy S7 edgeにも当てはまる。1つ前の世代のGalaxy S6は、もう1年は現役として十分使えるだろう。Galaxy S6、Galaxy S6 edge、Galaxy S6 edge+は、いまでも高い処理能力を維持している。Samsung ElectronicsがGalaxy edgeシリーズをアップデートして、幾つかの新しい機能を導入する可能性は高い。ゲームランチャーとAlways On Displayもその対象になるかもしれない。他の機種から乗り換える可能性がある場合は、数百ドル節約できる代わりに、カメラのシャッター速度が遅くて、デザインが古臭いスマートフォンを受け入れることがでkkるかが、購入するか否かの分かれ目になるだろう。
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