強化点は共同編集機能だけではない
「Slack」のライバルに? 「Office 2016」の“地味だけど役に立つ”新機能を見る(1/2 ページ)
Microsoftは、Office 2016でソーシャルコラボレーション機能とセキュリティを強化した。その他にも追加された新機能と合わせて、Office 2016を紹介する。
業務用スイート「Office 2016」のリリースで、Microsoftはセキュリティ機能を強化し、コラボレーション機能を向上した。
データ損失防止(DLP)では、きめ細かいフィルタリングやブロッキングの機能が追加された。例えばユーザーが許可していない場所へ重要な情報を送信することをIT管理者が阻止できるようになった。共同編集機能など、一連の新しいコラボレーション機能も加わった。
Office 2016のセキュリティとソーシャルコラボレーション機能、モバイル版とデスクトップ版との違い、他の注目すべき新機能について以下に解説する。
2016年上半期「情報系システム」記事ランキング(2016年1月1日~2016年6月20日)
1位 実は2つある「Office 2016」、Windows 10で使うならどちらがベスト?
2位 「社内メールはほぼゼロ」――Sansanのちょっと不思議なコミュニケーション環境とは
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Office 2016のソーシャルコラボレーション機能
Office 2016によってMicrosoftは、ソーシャルコラボレーションの分野でBoxの「Box」やSlack Technologiesの「Slack」と競争に出た。この競争でOffice 2016には少なくとも1つ、優位な点がある。ユーザーが2つ目のアプリケーションを使わなくてもOffice 2016の中で共有やコラボレーションができる点だ。例えば「Outlook 2016」では「グループ機能を」使ってワークスペースを作成し、その中で予定表やメッセージなどを共有できる。
Office 2016は、もしユーザーが「Word 2016」や「PowerPoint 2016」「OneNote 2016」などで制作したファイルを「OneDrive」や「SharePoint Online」で共有すれば、共同編集機能を利用することができる。Office 2016は「Skype for Business」とも直接連係できるようになり、Web会議コラボレーションが簡単になった。ユーザーは、共同編集機能とSkype for Businessを組み合わせ、Web会議で話し合いながら文書の編集ができる。
Office 2016の他の興味深い機能
Office 2016の新しいドロップダウンボックスでは、ファイルの選択がずっと簡単になった。ここにはユーザーが直近で作業していたファイルの一覧が表示されるので、フォルダをかき分けて目的のファイルを探す必要がない。Office 2016の画面上部の帯には、「Tell me what you want to do(やりたいことを教えて)」という機能があり、ユーザーはこの機能を使って自分が必要とするOffice 2016の機能を見つけられる。探したい内容を入力し、表示された機能へ飛ぶだけで済む。
Word 2016、「Excel 2016」、PowerPoint 2016、Outlook 2016には、検索エンジン「Bing」に直接接続できる「Smart Lookup」があり、ユーザーはアプリケーションの中からインターネット検索できる。検索したい単語を右クリックするとSmart Lookupを選択でき、画面の右側に検索結果の一覧が表示される。
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