2015年06月24日 12時00分 UPDATE
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生徒と進める西大和学園のIT活用【前編】東大・京大合格者100人以上、西大和学園はなぜ「iPad」を選んだのか (1/2)

2015年に京都大学合格者81人を輩出するなど、関西トップクラスの進学校として知られる西大和学園。同校は2014年度から高校1年生全員に「iPad」を導入した。その理由とは。

[神谷加代]

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写真 写真1 全校生徒1600人を擁する西大和学園《クリックで拡大》

 関西のトップ進学校といえば、灘(神戸市東灘区)や洛南(京都市南区)、東大寺学園(奈良県奈良市)などを挙げる人が多いだろう。だが関西圏では名実ともに、これらのトップ進学校と同クラスに入る学校がある。それが私立中高一貫校の西大和学園(奈良県河合町)だ。

 西大和学園は1986年の創立以来、わずか30年で進学実績中堅校からトップクラスの進学校へと躍進。最難関進学校の一角として、国内および海外から生徒を集めている。2015年には、京都大学の合格者数81人、東京大学は28人と、最難関とされる両大学の合格者を計109人輩出。特に京都大学の合格者数に関しては、週刊誌が企画する高校別合格者ランキングで単独ナンバーワンの座を獲得するなど躍進を続けている。

 そんな西大和学園では2014年9月より、高等学校1年生330人全員を対象に「iPad Retinaディスプレイモデル Wi-Fi 16GB」を導入した。ITを学力向上に生かすとともに、学校生活における学習外の活動時間の創出などに活用している。

 この10年、西大和学園は最難関進学校としての実力を確固たるものへ築き上げるとともに、生徒のキャリア教育にも重点を置いた教育カリキュラムの見直しに挑んできた。大学合格だけを目的にせず、将来のキャリアビジョンを描ける生徒の育成がその骨子だ。

 西大和学園がiPadを導入した目的や理由とは何か。学習面でどのように活用しているのか。現場で陣頭指揮を執る同校中等部高2学年部長の宮北純宏教諭に話を聞いた。

中堅私立高校から、たった30年で最難関進学校へ

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