2015年12月15日 08時00分 UPDATE
特集/連載

「E-JAWSカンファレンス」リポートAWSが丸紅グループにもたらしたものは「足かせのない自由なIT投資」 (1/2)

総合商社の丸紅は2013年秋から、2つのプライベートクラウドをAWSへ順次移行している。得られたのはDRの実現や運用自動化の他、“勝ち組”AWSならではのメリットだ。

[五味明子,著]
tt_aa_marubeni.jpg 丸紅の規模と拠点《クリックで拡大》

 2015年は国内においてもユーザー企業のパブリッククラウド導入が一段と進んだ1年だったといえる。中でもひときわ大きな存在感を示していたのは、やはり世界最大級のクラウドサービスである「Amazon Web Services」(AWS)だ。既に、NTTドコモ、積水化学工業、ヤマハ発動機、ソニー銀行など、業界におけるトップランナー的な企業が続々とAWSの導入事例を発表している。そして、これらの企業によって構成されるユーザーグループが「Enterprise JAWS-UG」(E-JAWS)だ。現に50社を超える国内企業が参加しており、互いに事例やノウハウを共有しながらユーザー主導のクラウド導入を進めることを目的にしている。

 このE-JAWSとアマゾン ウェブ サービス ジャパンが主催者となった「E-JAWSカンファレンス」が2015年11月24日に東京・目黒のアマゾン本社で行われた。これまでクローズドなユーザーグループとして活動してきたE-JAWSだが、「今後は国内企業のクラウド導入を推進し、E-JAWS自体が成長していくためにも、少しずつ外部に向かって情報発信をしていく」(積水化学工業 コーポレート情報システムグループ部長 原 和哉氏)と、新たな方針を明言している。本カンファレンスもその活動の一環として企画されたもので、100人近い参加者が集まった。本稿ではその講演の中から「丸紅のクラウド戦略」と題された事例を紹介したい。

クラウド移行へと決断させた3つの要因

       1|2 次のページへ

この記事を読んだ人にお薦めのホワイトペーパー

この記事を読んだ人にお薦めの関連記事

Loading

注目テーマ

ITmedia マーケティング新着記事

news019.jpg

スタンプラリーにポイントカード、顧客満足度向上の決め手を調査から読む
顧客満足度の高い企業、ポイントカードやクレジットカードの保有枚数にスタンプラリー企...

news114.jpg

NTTドコモと博報堂、O2Oマーケティング分野における業務・資本提携に合意
NTTドコモと博報堂は業務・資本提携について合意したと発表した。O2Oマーケティング分野...

news095.jpg

KABUKI、EC事業者に広告収入をもたらすEC特化型広告配信ネットワーク「アド・アトリエ」を提供
次世代型ECモール「kabukiペディア」を運営するKABUKIは、EC特化型広告配信ネットワーク...