2014年に比べて2015年は、パブリッククラウド各社の稼働率が改善した。一方で、顧客もダウンタイムへのより良い対処法や自社に最適な障害対策を学んでいる。
クラウドサービスのダウンタイムはメディアに取り上げられることが多いが、実際にダウンタイムが顧客にどのような影響を及ぼすかについては曖昧な部分が多い。
ユーザーは自分が利用しているクラウドサービスのダウンタイムをうまく回避する方法を徐々に見つけつつある。あるいは少なくとも、「何か大胆な策を講じない限りパブリッククラウドの可用性が100%になることはない」という現実を受け入れるようになってきている。一方、公表されるデータが少ないにもかかわらず、潜在顧客は依然としてベンダー各社の稼働率の比較に熱心だ。
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