「Slack」対抗のコラボアプリ
Officeユーザーが夢中になる「Microsoft Teams」、注目すべき5つの理由とは(1/2 ページ)
Microsoftの新しいコラボレーションアプリケーション「Microsoft Teams」は、人気が高い「Slack」の対抗馬となるだろう。
企業のグローバル化が進み、チームが各地に分散する現在、企業は仕事の進め方を見直さざるを得なくなっている。地理的に離れているチームの共同作業を効率化するには、デジタルコラボレーションを簡単にする新しいテクノロジーが必要だ。
各地に職場が散らばる現状に、テクノロジーとプロセスがまだ追い付いていない企業は多い。共同作業を可能にするためにコラボレーションアプリケーションを導入したものの、かえって業務の支障になってしまっているケースも少なくない。本来の業務より、セキュリティの問題と格闘したり情報を一元化したりするのに時間がかかるようでは、コラボレーションアプリケーションを使う気がしなくなる。ユーザーのニーズを単独で全て満たすようなプラットフォームはなかなか見つからず、共同作業用とそれ以外の業務用に別々のアプリケーションを使うしかない場合もある。これまでは、利用するアプリケーションが増える手間がコラボレーションアプリケーションの成功を妨げていた。
新しいコラボレーションアプリケーション「Microsoft Teams」は、ユーザーのこうした苦痛を軽減し、「Office 365」といった他のMicrosoftのアプリケーションと簡単に連係できる。Microsoft Teamsを通じて、文書を共有してチャットすることができ、「Skype」でビデオ会議をすることもできる。これまでは、Microsoftのアプリケーションを多用しながらもコラボレーション用にはSlack Technologiesの「Slack」を採用する企業もあった。だが共同作業機能もチャット機能も1つの環境で提供するMicrosoft Teamsは、既存のコラボレーションアプリケーションを追い落とすことになるかもしれない。
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2016年11月、Microsoftはユーザーのニーズに応える新しいコラボレーションアプリケーションMicrosoft Teamsを発表した。同社はコラボレーションアプリケーション市場に総合チャットアプリケーションを投入した過去の試みで、何が足りなかったのかを踏まえ、今回はOffice 365アプリケーションとの連係を強化した。新しいプラットフォームは共同作業が可能になり、さまざまなソースのコンテンツを簡単に持ち込める。
Microsoft Teamsの最大の競争相手となるであろうSlackは、チームの会話にチャット、オーディオ、ビデオ、サードパーティー製アプリケーションを組み込むことができる。Slackは人気が高く、月間利用者数は1000万人を超える。Slackの成功の背景には、複数のアプリケーションや画面を行き来することなく、同じ環境内でビデオチャットやファイル共有、インスタントメッセージなどの活発なコラボレーションをしたいユーザーたちがいる。そうしたユーザーの支えによってSlackは成功したのであり、Microsoft製品利用企業にとってもSlack以外の選択肢はこれまでほとんどなかった。
Microsoft Teamsの登場でそうした状況は変わりそうだ。Microsoftのポートフォリオに、コラボレーション機能として既に「Skype for Business」や「Microsoft SharePoint」「GigJam」「Microsoft Surface Hub」、新しい「Office 365 Groups」などがある。だがどれもそれぞれ他のサービスとの連係に制約があり、提供するオプションもアプリケーションも異なっていた。
今回はついに、Office 365ユーザーがSlackからMicrosoft Teamsへ移行する十分な理由ができたようだ。Microsoft Teamsの長所を5つ紹介する。
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