チームチャットアプリケーションの機能が豊富になるのに伴い、企業での利用が広がり始めている。同時に、本格的なユニファイドコミュニケーション(UC)プラットフォームとの境界線も曖昧になりつつある。
人気の高いチームチャットアプリケーションである「Slack」が、企業の間で急速に普及している。Slackの日間アクティブユーザーの数は2016年2月に230万人だったが、同年6月には300万人を突破した。複数の報道によると、Slackの有料アカウントの数は90万を超え、開発元であるSlackの時価総額は2014年の2億5000万ドルから、2016年半ばには40億ドル近くにまで増加した。
Nemertes Researchが40社のエンドユーザー企業を対象として最近実施した調査も、Slackの快進撃を裏付けている。この調査によると、回答企業の33%がチームチャットアプリケーションを利用している。これは2015年と比べて2.4%の増加だ。チームチャットアプリケーション利用企業の70%近くがSlackを使っているのに対し、「Cisco Spark」を使っているのは30%、その他のアプリケーションを使っているのは2%だった。
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さまざまなWebシステムが使われるようになった今も、電話はやはりビジネスに不可欠なツールである。とはいえ働き方改革やDXを受け、企業における電話の在り方も大きく変わってきた。そこにフィットするソリューションがクラウドPBXだ。
日本企業のDX戦略が遅れている要因の1つに、“守りのIT”にリソースを割かれ、“攻めのIT”に着手できていないことがある。この状況を打破するための第一歩として考えたい“ペーパーレス化”のメリットや、正しい進め方を解説する。
業務マニュアルは使われて初めてその効果を発揮するが、そもそも見られていないことから、業務課題を一向に解決できないという企業は多い。“活用されるマニュアル”を作成・共有するには、どんなポイントを押さえるべきか。
マニュアル作成において、90%以上の組織がビジネスソフトを利用しているが、それでは活用されるマニュアルへのハードルは高い。きちんと現場に使われるマニュアルにするために、ノウハウを把握しておきたい。
あらゆる業界でDXの取り組みが加速する一方で、成功を実感している企業は1割にも満たないという。最大の障壁となる「移行コスト」を解消し、新規ツールを「誰にでも使える」状態にするための方法を探る。
いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは
遠隔のクライアント端末から、サーバにあるデスクトップ環境を利用できる仕組みである仮想デスクトップ(仮想PC画面)は便利だが、仕組みが複雑だ。仮想デスクトップの仕組みを基礎から確認しよう。
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