テンプレートからのドキュメント作成、ドキュメント承認ステータスの追跡など、さまざまな機能を持つ電子サインツールが「PandaDoc」だ。無料版もあるPandaDocの特徴は。
電子的な署名や押印である「電子サイン」は、テレワークを実現しやすくするだけではなく、生産性向上にも役立つ。適切な電子サインツールを選定する際の判断基準となるのが、機能の豊富さだ。本稿は代表的な6つの電子サインツールのうち、4つ目を紹介する。
PandaDoc社の同名ツールは、ドキュメントの承認ステータスを追跡する機能を備える。誰かがドキュメントを開いた、閲覧した、コメントした、署名したといった通知を受け取れるモバイルアプリケーションを用意。契約書や提案書、請求書など750種以上あるテンプレートを利用すると、エンドユーザーは要素をカスタマイズするだけで独自のドキュメントを作成できる。
API(アプリケーションプログラミングインタフェース)によってサードパーティー製アプリケーションとPandaDocを連携させ、PDFファイルなどのドキュメントファイルに署名を追加できる。Salesforce、Zapier、Zoho、HubSpot、Dropboxといったベンダーのアプリケーションとの連携機能も備える。
PandaDocには、無制限のドキュメントアップロードと送信、オンライン決済処理支援機能などを含む無料プラン「Free eSign」がある。有料プランの料金(年間一括払いの場合)は、最小構成プラン「Essentials」が1ユーザー当たり月額19ドルで、こちらはドキュメントのテンプレートに加えて、ドキュメントの編集やステータス追跡機能を含む。
第6回はairSlateの「signNow」と、SecureDocsの「ReadySign」を紹介する。
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