電子サインツールの“基本形”「DocuSign eSignature」とは?テレワークで脚光の「電子サイン」ツール6選【第3回】

DocuSignの「DocuSign eSignature」は、電子サインツールの基本的な機能をそろえている。具体的にはどのような機能があるのか。

2023年03月28日 05時00分 公開
[Christine ParizoTechTarget]

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のまん延をきっかけにテレワークの需要が高まったことで、電子的な署名や押印である「電子サイン」があらためて脚光を浴びている。本稿は代表的な6つの電子サインツールのうち、2つ目を紹介する。

2.DocuSign eSignature

 DocuSignの電子サインツール「DocuSign eSignature」は、複数関係者でドキュメントを回覧する機能を備える。誰がドキュメントを閲覧し、署名したかを可視化する機能もある。カスタマイズ可能な入力フィールドを組み込んだテンプレートを、エンドユーザーが作成することもできる。

 API(アプリケーションプログラミングインタフェース)を使用することで、DocuSign eSignatureは400種類以上のアプリケーションと連携できる。連携可能なのは、Microsoft、Salesforce、Zoom Video Communications、SAP、Google、Oracleなどさまざまなベンダーのアプリケーションだ。複数の言語で利用できる。

 料金(年間一括払いの場合)は、個人向けプランの「Personal」が月額1000円、企業向けプランの「Standard」は1ユーザー当たり月額2800円となっている。


 第4回は、Adobeの「Acrobat Sign」を紹介する。

TechTarget発 先取りITトレンド

米国TechTargetの豊富な記事の中から、最新技術解説や注目分野の製品比較、海外企業のIT製品導入事例などを厳選してお届けします。

ITmedia マーケティング新着記事

news061.png

高齢男性はレジ待ちが苦手、女性は待たないためにアプリを活用――アイリッジ調査
実店舗を持つ企業が「アプリでどのようなユーザー体験を提供すべきか」を考えるヒントが...

news193.jpg

IASがブランドセーフティーの計測を拡張 誤報に関するレポートを追加
IASは、ブランドセーフティーと適合性の計測ソリューションを拡張し、誤報とともに広告が...

news047.png

【Googleが公式見解を発表】中古ドメインを絶対に使ってはいけない理由とは?
Googleが中古ドメインの不正利用を禁止を公式に発表しました。その理由や今後の対応につ...