DocuSignの「DocuSign eSignature」は、電子サインツールの基本的な機能をそろえている。具体的にはどのような機能があるのか。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のまん延をきっかけにテレワークの需要が高まったことで、電子的な署名や押印である「電子サイン」があらためて脚光を浴びている。本稿は代表的な6つの電子サインツールのうち、2つ目を紹介する。
DocuSignの電子サインツール「DocuSign eSignature」は、複数関係者でドキュメントを回覧する機能を備える。誰がドキュメントを閲覧し、署名したかを可視化する機能もある。カスタマイズ可能な入力フィールドを組み込んだテンプレートを、エンドユーザーが作成することもできる。
API(アプリケーションプログラミングインタフェース)を使用することで、DocuSign eSignatureは400種類以上のアプリケーションと連携できる。連携可能なのは、Microsoft、Salesforce、Zoom Video Communications、SAP、Google、Oracleなどさまざまなベンダーのアプリケーションだ。複数の言語で利用できる。
料金(年間一括払いの場合)は、個人向けプランの「Personal」が月額1000円、企業向けプランの「Standard」は1ユーザー当たり月額2800円となっている。
第4回は、Adobeの「Acrobat Sign」を紹介する。
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