調査結果によると、パンデミックの収束は従業員の離職を後押しする可能性がある。離職の兆候は、“ある時間”を調べることで分かるという。それは何なのか。
前編「『テレワーク許可』の企業が『完全オフィス出社』に戻すと離職率が上がる?」は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック(世界的大流行)収束後に労働者が求める働き方を紹介した。後編となる本稿は、離職を考える従業員がどのような兆候を出すかを紹介する。
パンデミック収束に伴って企業が抱えるリスクの一つに、「従業員の中に蓄積されてきた離職願望が解き放たれる可能性」がある。2021年4月に保険会社Prudential Financialが発表した米国の労働者調査『Pulse of the American Worker』によると、4人に1人の労働者がパンデミック収束に伴って新しい職を探す意向だ。この調査は、同社の代理で調査会社Morning Consultが2021年3月に米国のワーカー2000人に対して実施した。
企業が参考にすべきなのは、離職寸前の従業員が示す兆候だ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。
世界のモバイルアプリ市場はこう変わる 2025年における5つの予測
生成AIをはじめとする技術革新やプライバシー保護の潮流はモバイルアプリ市場に大きな変...
営業との連携、マーケティング職の64.6%が「課題あり」と回答 何が不満なのか?
ワンマーケティングがB2B企業の営業およびマーケティング職のビジネスパーソン500人を対...
D2C事業の約7割が失敗する理由 成功企業との差はどこに?
クニエがD2C事業の従事者を対象に実施した調査の結果によると、D2C事業が成功した企業は...