Google系の技術を活用した改善が、普及の起爆剤になったWebブラウザ「Microsoft Edge」。その利用に当たって知っておきたいOSの条件と、「Chrome」からの移行方法を紹介する。
Microsoftは2020年に、Googleが開発を主導するオープンソースソフトウェア(OSS)のWebブラウザ「Chromium」の技術をベースにWebブラウザ「Microsoft Edge」(以下、Edge)を再構築し、魅力度を高めた。Edgeを利用するに当たって、知っておくべきこととは何か。
Microsoftは2021年4月、EdgeをOS「Windows」インストール時の「既定のアプリケーション」として設定した。システム管理者は追加の操作なしで、OSを更新すれば企業内の各デバイスにEdgeをインストールできる。
古いバージョンのWindowsを使用している企業は、「Windows 7」「Windows 8」「Windows 8.1」向けEdgeをインストールすることが可能だ。手動でインストールする場合、インポート元のWebブラウザにGoogleのWebブラウザ「Chrome」を指定すれば、Chromeが保管するブックマークやパスワードなどのデータをインポートできる。Edgeの「設定」「プロファイル」「同期」の順に選択すると、複数デバイスでEdgeの同期を細かく制御することが可能だ。
MicrosoftがChromiumの技術でレンダリング(描画)エンジンを改善したことをきっかけにして、Edgeは世界中に広がった。Edgeはさまざまな便利機能を備える他、さまざまな主要OSで動作する。そのため企業にとって魅力的なWebブラウザの一つになったと言える。
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