PDFファイル編集ソフトウェア「Adobe Acrobat」には電子サインの機能が付いている。ただし電子サインの全機能を使いたいなら「Acrobat Sign」が必要だ。その特徴とは。
テレワーク需要の高まりが、電子的な署名や押印である「電子サイン」の普及を後押ししている。本稿は代表的な6つの電子サインツールのうち、3つ目を紹介する。
AdobeのPDFファイル編集ソフトウェア「Adobe Acrobat」には、電子サイン機能がある。ただし電子サインの承認プロセス管理をはじめとする全機能を利用するには、電子サインに特化したツール「Acrobat Sign」のライセンスが必要だ。
他の電子サインツールと同様にAcrobat Signも、Salesforce、Zoho、SAP、Microsoft、Boxなどさまざまなベンダーのアプリケーションと連携できる。ドキュメントをスキャンしてPDFファイルに変更できるモバイルアプリケーションや、各種ドキュメント向けのカスタマイズ可能なテンプレートなども用意する。
料金(年間一括払いの場合)は、個人向けプランが月額1518円から、法人向けプランが1ライセンス当たり月額1848円からとなっている。
第5回は、PandaDoc社の同名電子サインツールを紹介する。
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