レノボは、ハードウェアとLinux OSの双方に関する直接のサポートを初めて提供し、ノベルはOSのメンテナンス、アップデートをThinkPadユーザーに直接提供する
米レノボと米ノベルは8月13日、レノボのノートPC「ThinkPad」でLinuxプリインストール版を提供するとともに、同OSに関するサポートをレノボから提供する合意を発表した。両社は、ビジネスユーザーをターゲットとした「ThinkPad Tシリーズ」をはじめとするレノボのノートPCの法人顧客に向け、2007年第4四半期よりノベルの「SUSE Linux Enterprise Desktop 10」の提供を開始する。
レノボは今回初めて、ハードウェアとOSの双方に関する直接のサポートを提供する。またノベルは、OSのメンテナンスとアップデートをThinkPadノートPCユーザーに対しSUSE Linux Enterprise Desktop 10のヘルプセンターサポートを通じて直接提供する。両社は過去5年以上にわたって研究や開発を共同で行ってきた経緯があり、レノボはこれまでThinkPadノートPCラインのLinux認定、ユーザーがThinkPadノートPCでLinuxを使用するためのさまざまなツールを提供してきた。両社は、「ThinkPad T60p」から本サポートを開始するとしている。
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