仮想アプライアンスがLinuxの普及を後押しする――ヴイエムウェア幹部Interview

構成済みのアプリケーションとOSを仮想マシン内にパッケージする「仮想アプライアンス」はLinuxをベースにしているものが多いが、それを意識せずに使うことができる。

2006年11月06日 07時00分 公開
[Jan Stafford,TechTarget]

 サーバ仮想化は、すべてのOSに平等な機会を与えるプラットフォームを実現するが、その一方で企業へのLinuxの普及に追い風をもたらしており、今後ももたらし続ける――。ヴイエムウェアのデータセンター製品担当ディレクター、パトリック・リン氏はそう考えている。

 リン氏は先ごろTechTargetの取材に応え、ヴイエムウェアのこれまでのLinuxとのかかわりや、仮想化によってLinuxへの移行がいかに容易になるか、Linuxのどのような特徴がアプリケーションの生産性に貢献するかについて話した。同氏はまた、仮想アプライアンスが、仮想環境におけるOSの無秩序な増加の抑制に果たす役割についても説明した。

ITmedia マーケティング新着記事

news038.jpg

生活者の生成AI利用動向 10代後半はすでに5割近くが経験――リクルート調査
テキスト型生成AIサービスの利用経験者の割合は若い年代ほど高く、特に10代後半はすでに5...

news108.jpg

今度の「TikTok禁止」はこれまでとどう違う?
米国ではまたしてもTikTok禁止措置が議論されている。これまでは結局実現に至らなかった...