PCの作業内容をログとして記録し、情報漏えい監視などに有効なソフト。1台のサーバでPC3000台の管理が可能
ウイングは9月5日、PC操作ログ収集管理ソフトの新製品「MyLogStar Ver.1」を10月25日より販売を開始すると発表した。本製品は同社のログ取得ソフト「ALLWatcher」のパワーアップ版で、クライアントPCの作業内容をログとして記録するソフトウェア。1台のサーバでクライアントPC 3000台の管理が可能で、ログの内容をチェックすることで、万一情報漏えいが発生した際の原因究明が可能になるという。また収集したログからさまざまなグラフを含む50種類のレポートを出力する機能があり、記録の把握と改善点の発見ができるとしている。
MyLogStar Ver.1は、ログイン・ログオフ、アプリケーション、ドキュメント、ファイル操作、印刷、メール、インターネット、FTP、クリップボード、アクティブウィンドウ、画面のキャプチャ、TCPセッション記録といった計12種類のログを収集。さらにWebメール、メッセンジャーのログを記録するオプションも用意される。また、資産管理オプションとしてOS、CPU、メモリ、ドライブ、ネットワーク、インストールアプリケーション、スタートアップ、インストールプリンタ、共有情報など9種類のPCインベントリ情報も収集可能。データベースは「Microsoft SQL Server 2005」を採用し、管理できるクライアントPCのOSはWindows Vistaにも対応している。価格は「ネットワーク版(1サーバ、5クライアント)」が51万6000円から、個人およびSOHO向けの「デスクトップ版」が2万9800円。
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