実行されたSQL文の実行計画を自動で収集し分析する「SQL Plan Viewer」や、障害および性能低下を自動診断してリポートする「CQ Report自動作成」機能を実装した。
韓国EXEMの日本法人である日本エクセムは7月1日、Oracleデータベースの監視およびパフォーマンス・稼働解析ツール「MaxGauge」の最新版「MaxGauge バージョン3.1」をリリースした。
MaxGaugeは韓国EXEMが開発した、Oracleデータベースの監視・パフォーマンス解析の専門ツール。システムのトラブルシューティングに加え、パフォーマンス低下の許されないミッションクリティカルな環境における問題の予兆発見および原因追究を行うことで、データベース管理者の対応工数を削減できる。また、Oracle SGA(システムグローバル領域)メモリを直接的に参照することで、Oracleデータベースに負荷を掛けずに約1200の内部情報を取得する。そして、その解析情報を基に、障害発生時やパフォーマンス低下時の稼働状況をトラブルの予兆として疑似的に再現できる。これは、実際の障害発生時、その瞬間のセッションやSQLの解析結果から障害の原因を特定するのに役立つ。
最新版では、実行されたSQL文の実行計画を自動で収集・分析する「SQL Plan Viewer」や、障害および性能低下区間を自動で診断してリポートを作成する「CQ Report自動作成」機能を実装するなど、診断・分析における利便性を向上させている。
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