LogLogic、4つのコンプライアンスに対応する中規模向けログ管理製品NEWS

2Tバイトのストレージを搭載、1年分の生ログを保存できるログ統合管理アプライアンスが発売。併せて、Windowsイベントログを一元管理する製品もリリースされた。

2008年10月27日 09時00分 公開
[TechTargetジャパン]

 ログ管理ベンダーのLogLogic Japanは10月24日、ミッドレンジのログ統合管理アプライアンス「LogLogic 4.4i MX2010」(以下、MX2010)および「LogLogic LG400」(以下、LG400)を発売した。国内は兼松エレクトロニクスが販売する。

画像 MX2010

 MX2010はログを収集・管理する専用アプライアンス。同社のログ収集・解析用「LXシリーズ」とログ長期保存用「STシリーズ」の機能を併せ持つ製品で、中規模システム向けに価格を抑えた。最新版のログ収集エンジンを採用、2Tバイトのストレージを搭載することで最大1年分の生ログデータを保存できる。1024種類のログフォーマットを認識するほか、最大128の転送ルールを設定可能。コンプライアンス対策用途に合わせ、PCI DSS(クレジット業界データセキュリティ標準)、HIPAA(医療情報保護責任)、SOX法ITILに対応する4モデルが用意される。

 またLG400は、Windowsイベントログを収集するオープンソースの「Lasso Software」を搭載するアプライアンスで、Windowsシステムでの運用に特化した製品。管理対象のシステムにエージェント(常駐ソフト)をインストールすることなく、遠隔地も含め最大500台のWindowsサーバからログを収集、syslogベースのメッセージに変換することができる。収集可能なシステムはWindows 2000 Server/Server 2003、Windows 2000/XP Professional。同時に本機のログ収集機能を拡張するためのSDKを提供し、さまざまなカスタムアプリケーションから利用できるようにする。

 価格は、MX2010が900万円(税別)、LG400が360万円(税別)。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ITmedia マーケティング新着記事

news132.jpg

ハロウィーンの口コミ数はエイプリルフールやバレンタインを超える マーケ視点で押さえておくべきことは?
ホットリンクは、SNSの投稿データから、ハロウィーンに関する口コミを調査した。

news103.jpg

なぜ料理の失敗写真がパッケージに? クノールが展開する「ジレニアル世代」向けキャンペーンの真意
調味料ブランドのKnorr(クノール)は季節限定のホリデーマーケティングキャンペーン「#E...

news160.jpg

業界トップランナーが語る「イベントDX」 リアルもオンラインも、もっと変われる
コロナ禍を経て、イベントの在り方は大きく変わった。データを駆使してイベントの体験価...