Web閲覧時の感染対策やクライアントPCの対策強化など、複数製品を組み合わせたGumblar対策を企業に提案する。
日立情報システムズは2月24日、Webサイトへの感染被害が続くWebウイルス攻撃「Gumblar(ガンブラー)」への対策として、クライアントPCでの対策強化やWeb閲覧時の予防など、複数製品を組み合わせたソリューション提案を開始すると発表した。
セキュリティ対策の経験が豊富な専門スタッフが、ユーザーの業務内容やIT環境に適したGumblar対策を提案し、必要なソフト/サービスを提供するという。
例えば社内ユーザーへのGumblar対策を強化する場合には、Web閲覧での感染対策としてウイルス/スパイウェア検知やURLフィルタリングを行う同社の「Webセキュリティ on-Demand」を提案。さらにクライアント側での感染予防として、アンチウイルス/アンチスパイウェア、ファイアウォール、侵入防止(IPS)、デバイスアクセス制御を実装したシマンテックの「Symantec Endpoint Protection」を、検疫による社内ネットワークの保護として、セキュリティ要件に適合しないPCのネットワーク接続を防御するシマンテックの「Symantec Network Access Control」を組み合わせたソリューションを提案する。
また同社では、今回のソリューション提案開始に伴い、Gumblarウイルス対策専用の相談窓口を新規に設置。Webコンテンツ公開者やWebサーバ管理者からの相談に対応する。なお、Gumblar対策以外の相談も受け付け、セキュリティ対策を含めたトータルサポートも実施するとしている。
今後は、既存ユーザーやセミナー来場者、専用相談窓口相談者を中心に、2011年3月までに50社へのソリューション提供を目指す。
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